生のままでもふかしてもおいしい食材の山芋ですが、切ってしまうと変色しやすいのが玉にキズです。
変色していても味には変わりありませんが、白い物が茶色や赤黒くなっていると食べる時に食欲がなくなってしまいますね。
千切りにした山芋を新鮮に保つ方法を調べました。
山芋の千切りは食べやすいが変色しやすい
山芋は空気に触れてしまうと持っているポリフェノールオイシターゼという成分が酸化してしまい、変色の原因となります。
これはリンゴも同じ成分を持っています。
皮つきのままの山芋ならば空気に触れる面がないので酸化する事はありませんが、切断面の多い切り方、特に千切りはそのままでは変色してしまいます。
千切り山芋の変色を防ぎ、賞味期限を保つには
山芋の酸化を防ぐには酢を使用する事です。
酢を使用する漬物にするのが最適ですが、せっかくの山芋、漬物以外でも食べたいところです。
少量の酢でも十分に変色を防ぐ効果があるので千切りや好みのサイズに切った山芋を酢水にさらす事で山芋を白いまま食べる事ができます。
あまりたくさん入れてしまうと酢の味が目立ってしまうので入れる量は少量にし、食べる前に水で流してあげると酢はほとんど気にならなくなります。
酢に漬ける事で酸化が防げる為、保管できる期間も少しは伸びますが、おいしく食べられる賞味期限は調理した日から2~3日が目安です。
丸ごとのままなら冷暗所に保存すれば一カ月は持ちますが、切ったり皮を剥いた物は鮮度が落ちてしまう為、早めに食べた方がいいでしょう。
千切り山芋のオススメのレシピ
栄養満点な山芋は他の食材と混ぜて食べても、あまり他の味を邪魔しない万能食材です。
すりおろすだけではなく、和え物、揚げ物、炒め物、サラダとなんでも作る事ができます。
調理をする際はヌルヌルしているので手が滑りやすい事と山芋の成分で手にかゆみが出てしまう事に注意し、お好みの調理法で食べてみて下さい。
千切りにした山芋ならマヨネーズと和えてサラダとして簡単に、揚げ物なら玉ねぎと一緒にかき揚げにするのもおいしい食べ方です。
まとめ
食べ物をおいしく食べるには鮮度が大事です。
千切りにする事で鮮度は落ちやすくなりますが調理法によっては鮮度を保つ事ができます。
多様な使い方ができる山芋ですから色々な食べ方をして味や食感を楽しんでみましょう。
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