未開封だと賞味期限は延びる、というイメージがありますが実は米にはそれが当てはまりません。
米を購入した時のまま長い間置いておくと劣化が進んでしまい、虫がわくというあまり見たくない事態を引き起こしてしまいます。
未開封の米類についてです。
未開封でもそのままでは賞味期限は持たない理由
もち米、玄米、無洗米など米全般の袋には小さな空気穴が開けられています。
数は数か所だけであったり、無数であったりとメーカーによって様々です。
この空気穴が開いているため、米を購入したまま長く放置しておくとカビ生え、虫の原因になってしまいます。
だからといって空気穴を塞ぐのも袋の中で湿気が逃げ場をなくし、カビの原因となります。
もち米、玄米、無洗米、賞味期限保持は保存環境が大事
旨味は年数の経過でなくなってしまいますがもち米、玄米の米類は何年でも保存ができる食べ物です。
特に無洗米は水を使わずにご飯が炊けるので非常食としても役立ちます。
その日持ちする特性を活かすためにはやはり保存状況が大事です。
カビ生えは人体に良い影響を与えないので生えた際に食べるのはオススメできませんが、虫発生した米は食べることができます。
でもできるなら発生していない米の方がいいでしょう。
そのためには米類は袋のまま放置せず、密閉した容器に入れて冷暗所に置くのがいいです。
ただし短期間で食べ切る場合には購入した袋のままでも、よほど高温多湿でなければ常温で置いても大丈夫です。
米の賞味期限を保つには虫よけをする
米の保存には冷暗所や冷蔵庫が1番ですがそうもいかない場合もあります。
その時は米を入れた袋や米びつに虫よけをするといいでしょう。
今では市販の米用の虫よけも売られていたり、米を買った際に虫よけがおまけで付いてくることもあります。
また昔からとうがらしを入れるといいと言われているとおり、とうがらしを米と入れても効果がありますがこまめな交換は必要です。
まとめ
未開封であっても米の長期保管は油断ができません。
虫がわいても食べられるとはいえ、あまり見たくはないものです。
米の最適保存下である低温、低湿度、無酸素の状態を忘れずに、日本人の主食である米をいつまでもおいしい状態で保存しておきたいですね。
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