フォアグラはフランスでは一般的に食べられている食材ですが、日本ではあまりなじみがありません。
豚肉や牛肉だったらパックから開封後の扱いも慣れていますが、フォアグラも開封した後は同じ扱いで賞味期限や保存は大丈夫なのか、高価な食材だけに不安もあります。
開封後のフォアグラはどう保存したら賞味期限を保てるのか、についてです。
フォアグラの賞味期限はとても短い
生のフォアグラは特に日持ちをしないです。
フォアグラは全身がほぼ脂でできていますので常温で置いておくと間違いなく溶けてしまいます。
冷蔵保存は必須ですが一日中開け閉めしない冷蔵庫もそうないでしょう。
瓶詰め、缶詰めは開封後に冷蔵庫へ入れていてもドアの開閉が加わるだけで庫内の温度が上昇してしまうので品質は徐々に低下してしまいます。
生、瓶詰め、缶詰め、真空パックの賞味期限も変わらない?
生の賞味期限はおいしく食べるのなら1~2日と短いですが瓶詰め、缶詰め、真空パックに加工された物は滅菌もされ、空気に触れないようにできているので開封をしなければ長く賞味期限を保てます。
製造元や保存状況によっては1~2年もつ物もあります。
しかし開封後に日持ちをしないのはどれも一緒です。
冷蔵庫に入れておいても数日中に食べ切る方がいいでしょう。
フォアグラの開封後の見た目、臭いに注意
瓶詰めや缶詰めの場合、ものによっては白い綿のような白カビが生えている場合があります。
ですがこの白カビはチーズなどにも使われており、食べても無害な物となっています。
開封後に食べない方がいいのが異臭のするフォアグラです。
未開封の物でも保存状況によって腐ったり、脂肪分が酸化してしまうのできつい酸味のある臭いや明らかな異臭がある場合は賞味期限以内でも食べない方がいいでしょう。
もう一つ、開封後に黄色いドロッとした物がフォアグラに付着している場合がありますが、これはフォアグラの油分なので食べても問題はありません。
まとめ
フォアグラの開封後には冷蔵保存は必須です。
なかなか見慣れていない食材なので腐っているのか、賞味期限は多少切れていても大丈夫なのか、判別が難しいところですが臭いや少量の味見をして不快にならなければ大丈夫です。
滅多にお目にかかれない食材ですから開封後は早めに食べるようにして、おいしいうちに味わうようにしましょう。
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