「日本人のこころ」とも言える豆腐や納豆。栄養満点で使い勝手も良いので、冷蔵庫に常備しておきたい食材ですよね。でも食べるタイミングを失って、いつの間にか期限が切れていた、なんて経験ありませんか?期限の切れた納豆や豆腐はどうなってしまうのでしょう。

さらに「朝食は絶対パン!」という人必見、パンを美味しく保存する方法を解説します。

1ヶ月 豆腐 納豆 パン

豆腐は消費期限?賞味期限?

スーパーで売っているパックに入った豆腐。あの豆腐の期限はだいたい、冷蔵保存で4~6日と表示されています。豆腐を買う時に気を付けたいのは、「消費期限」か「賞味期限」のどちらで表示されているかということ。

消費期限は、安全に食べることのできる期間。賞味期限は、美味しく食べることのできる期間。

豆腐はというと、少し紛らわしいですが、消費期限と賞味期限の両方の商品があります。以前は「消費期限」のものが多かったのですが、最近では劣化防止の技術も進み、「賞味期限」の表示をしているものも多く出回るようになりました。

どちらにも言えることは、開封したら表示されている期限に関わらず、早く使い切るということ。空気に触れると雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、新鮮な水につけて保存するようにしてください。もし使い切れないようでしたら、小分けタイプになったものもあるので、そちらもおススメです。

期限切れの豆腐の傷み具合は、以下の点を基準に判断してください。

・酸っぱい匂いがしないか

・色がくすんでいないか、黄色く変色していないか

・パックが膨れていないか

・少しだけ食べて、酸っぱい味や変な味はしないか

豆腐 賞味期限

納豆も腐ることってあるの?

納豆のパックに表示されている賞味期限は、冷蔵保存で7~10日となっています。でも「納豆はもともと腐っている」なんて聞いたことありませんか?

実はそれは間違い。

納豆は腐っている食品ではなく、発酵食品なのです。そのため期限を過ぎても、発酵を続けているため、食べられないことはない食材。

ただし、発酵が進むと風味や食感が落ちてしまうので、そうなったら食べるのを控えたほうが無難です。発酵が進んだ時の納豆の状態は以下の通り。

・匂いがきつくなる(アンモニア臭がすることも)

・ジャリジャリとした砂のような食感

・どろっとして溶けたような見た目

これらは発酵が進んだだけなので、私たちの身体に有害ということではありません。また、日にちが経つと納豆表面に、「糸」とは違う白い粒が現れることがあります。これはアミノ酸が結晶化したものなので、食べても問題ありません。

もちろん発酵ではなく、納豆が腐るということもあります。それは、納豆菌以外の雑菌が繁殖した時。納豆が腐ると、水っぽくなったり、混ぜても糸がひかなくなったりするので、その時は廃棄しましょう。

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食パンは冷凍保存で!

パンは水分量が多くカビやすいので、表示は消費期限となっています。期限はパンの種類によって様々ですが、菓子パンやサンドイッチ、卵を使っているものは短めに設定されています。

消費期限が切れてもカビていなければ食べても差し支えありませんが、自己責任ということをお忘れなく。カビを防ぐためには、冷蔵保存が適しています。しかし冷蔵庫の温度は、パンの主成分であるデンプンが劣化しやすい0度前後のため、どうしても味は落ちてしまいます。

そこでおススメなのが冷凍保存。冷凍だと味が劣化しにくく、さらに最大で1か月も保存が可能となるのです。一人暮らしの方や、特売でまとめ買いしたい方には嬉しいですね。

冷凍保存する時は、一枚ずつサランラップやアルミホイルでぴったり包みましょう。美味しさをキープするためには、急速に冷凍させることが重要。冷蔵庫に急速冷凍機能があればそれを。なければ熱伝導の高いアルミホイルの使用が適しています。解凍する際は、凍ったままトースターで焼くとカリッと仕上がります。ふわふわ食感がいい人は、フライパンで蒸し焼きにしましょう。

まとめ

豆腐は期限表示をしっかり確認して、期限が過ぎたものは食べられるかどうか、自分で見分けることが大切です。納豆は発酵食品だから安心というわけでもありません。風味が劣化する前に食べきりたいですね。食パンは冷凍することで保存期限が伸びるほか、美味しさも保つことができるので、ぜひ一度お試しください。

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