私たちにとって身近な調味料の一つ「味噌」。
地域によってその原料もさまざまで独特の食文化を生み出してきました。
例えば名古屋を代表とする中京地方の「赤みそ」は特に有名ですよね。
「味噌カツ」や「味噌煮込みうどん」など味噌の文化が浸透しています。
甘いお味噌のかかった「味噌カツ」は格別です。
そんなバリエーションも豊富な味噌ですが、一旦購入してしまえば一人暮らしや小人数のご家庭の場合は使い切るまでに時間もかかるのではないでしょうか。
賞味期限が切れているけど、見た目は何も変化していない場合は食べてもいいの?
開封したまましばらく使っていない味噌って食べられるの?
このような疑問はありませんか?
そこで未開封と開封後の味噌について調べてみました。
未開封と開封後、賞味期限に違いは?
一般的に味噌は未開封ならば1年程度、開封しているのであれば3~6ヶ月が賞味期限の目安となります。
基本的に保存食なので賞味期限を過ぎても食べることは可能です。
しかし、時間経過と温度の関係により色が濃くなり次第に風味が劣化していきます。
美味しく食べるにはやはり賞味期限を守ることをおススメします。
未開封と開封後、保存方法に違いは?
未開封・開封後ともに冷蔵保存がおススメです。
これは発酵の進度を遅らせることができると同時に菌の繁殖も抑えられるからです。
いずれにしても空気に触れないよう密封容器に移し替えることがポイントとなります。
味噌の表面にラップを密着させるのも効果的です。
また、味噌は冷凍保存も可能です!
冷蔵保存と同じように密閉容器にいれ冷凍庫へ。
一般家庭の冷凍庫でしたら凍ることはありませんのですぐに調理に使えます。
味噌の表面に変化があった場合の対処法
味噌の表面にカビが生えてしまった場合、カビの部分を取り除けば食べられます。
取り除いた後、混ぜ合わせ味噌表面を平らにして保存しましょう。
ちなみに白いカビのようなものは「産膜酵母」と言われるもので無害です。
体に害はありませんが、風味等が衰えるのでその部分を排除してお使いください。
表面に醤油のような液体が溜まっている場合、これは「たまり」と言われるもので味噌のエキス成分となります。
味噌の部分と混ぜて使いましょう。
まとめ
昔から保存食として親しまれている味噌。
健康に良いとされる和食の代表的な調味料です。
いろいろな地方の味噌料理を味わいつつ、正しい保存方法で自宅でも存分に楽しみましょう!
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