日本独自の調味料の中で歴史の古い物の一つが「味噌」言われています。
どうやら「醤油」よりも古いようです。
そんな味噌ですが、現在では材料や地域によっても多種多様な味噌が出回っています。
それに伴い多くの料理に隠し味として少量つぎ足されることも少なくありません。
通常赤みそは使わないけどレシピにあるからとついつい買ってしまいますが、次に登場するのはいつになるか分からない…なんてこともあると思います。
気が付けば冷蔵庫の片隅に賞味期限切れの味噌が残っていることがあるかもしれませんよね。
そこで今日は賞味期限が切れてからどのくらいまで食べられるのか調べてみました。
賞味期限
基本的に味噌は発酵食品でもあり、腐りにくいとされています。
従って賞味期限が切れてから半年・1年・2年…となっても食べることは可能です。
ただし、カビの発生は考えられます。
その場合はカビの範囲をきれいに取り除けば大丈夫です。
残った味噌を均等に混ぜ、なるべく空気に触れないよう密封し冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存すれば比較的長く、かつ風味を損なわず保存することができます。
また、「褐変」という現象が起こった場合にも風味に変化が現れるので、美味しさを保ちたいのであれば、同じく常温での保存は避けた方が良いでしょう。
褐変
では褐変とはどのような現象なのでしょうか?
これは長期の保存により色が濃くなったりする現象で、味噌中の糖とアミノ酸が反応して起こります。
身体に害はありませんが、極度の褐変は味の劣化が否めません。
ある報告には褐変でできた成分は抗酸化性が高くむしろ体には良いとされているそうです。
まとめ
味噌は基本的に保存方法や環境によりますがカビが生えていなければ食べられます。
長期保管や温度の上昇により褐変した味噌は味噌漬けの漬け床や隠し味に加えたりして上手に使いきりましょう。
また、味噌は和食だけでなく中華や洋食にもベストマッチです。
特にトマトを多く使うイタリア料理との相性は抜群!
トマトやチーズに含まれるアミノ酸が味噌と同類だからです。
トマトソース等に隠し味として使ってみてはいかがでしょうか。
いつもの味に少し加えるだけで深みが出たりまろやかになったりと便利な調味料として活躍してくれそうですね。
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