生魚は鮮度が命ということで賞味期限が極めて短いものです。
しかし釣りで大量に魚が釣れた時などは食べ切ることは難しく、処理に困ることもあるでしょう。
そんな時は魚を干物に加工すれば賞味期限を保つことができます。
あじやさんまは干物にすると賞味期限が延びる?
あじ、さんまなどの生魚の賞味期限は冷蔵保存でも1~2日というところです。
長い保存をしておくと鮮度もなくなっておいしさを失い、さらにお腹を壊す可能性も出てきます。
賞味期限を少しでも保つためには魚を干物にするのがオススメです。
干物にすると冷凍保存をすることもできるため、賞味期限が飛躍的に延びることになります。
生魚と干物の賞味期限の違い
生魚には微生物が付着していることもあり、水分や酸素に触れることでどんどん増殖をしていきます。
さらに適度な温かさも加わればさらに増殖をします。
食べ物が腐る原因はこの水分、酸素、温度にありますので腐らないようにするにはこれらを避けることが大事です。
何も処理をしていない生魚の場合はもって1~2日というところです。
干物にすると乾燥をさせることで食べ物が腐る原因である水分を飛ばします。
微生物も多少除去され、表面に膜が張られるので腐ることを遅らせることができます。
ただ腐らないようにするわけではありませんので干物の賞味期限で言えば4~5日というところです。
干物も徐々に品質低下や腐敗をしていくので手に入れたら早めに食べた方が安全ではあります。
あじやさんまの賞味期限を保たせるため、干物にする方法
魚は綺麗に内臓を取り除いて2枚か3枚に開き、水道水で血や残った内臓を綺麗に洗い流します。
この水洗いは魚に付着した細菌を流すのに大事な作業ですので必ず行うのがいいでしょう。
洗ったら布巾やペーパーで軽く拭きます。
魚を綺麗にしたら塩水作りです。
この時の塩分濃度は1リットルの水に対し、塩100グラムという塩分濃度10%ぐらいがいいですが、脂がのってる魚は少し塩分を濃くするのがいいでしょう。
一時間程漬けたらサッと塩水を流して天日干しです。
ホームセンターで売られている日干しをするネットでも洗濯を干すパンチでもかまいませんので、表面がカラカラにしっかり乾燥すれば完成です。
まとめ
大量に魚が手に入った場合は干物にして冷凍をしてしまうのがオススメです。
さばくのは少々大変ですが干物にすることで旨味が凝縮されたおいしい食品になるので料理のおかずや酒のお供など色々な所で大活躍でしょう。
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