卵は日持ちする食品です。
賞味期限の記載があってもパックにしか書いてなかったりするのでいつまで大丈夫なのか分からないこともありますし、賞味期限を過ぎても品質が低下していきますが食べられないわけではありません。
鮮度の見分け方と食べられない卵の特徴を挙げていこうと思います。
目次
鮮度の確認方法
賞味期限が過ぎると鮮度が低下していきます。
安全に食べられるのか、品質が落ちてきているのかを確認するのに便利なので紹介します。
水に浮かべる
ボウルなどに水を張ってそこに卵を入れます。
底まで沈めば食べても大丈夫です。
底で立った状態になると多少古くなっていますが食べられると思っていいでしょう。
ちなみに横たわるようになれば最も新鮮な状態です。
卵の殻には小さな穴があり、鮮度が落ちるに連れてそこから空気が入り卵の中の空気が多くなります。
そのため鮮度が落ちてきた卵は水に浮くようになります。
浮いてしまった場合は新鮮さを失っているので割ってから確認するようにしましょう。
耳の傍で振って音を聞く
卵は鮮度が落ちてくると空に開いている穴から水分と二酸化炭素が抜けていき、黄身と白身が小さくなっていきます。
なので、古い卵は振るとシャカシャカと音がなる場合があります。
割って白身を確認する
黄身の色は産んだ鳥の栄養状態で色が変わるので色で判断する時は白身で確認しましょう。
新鮮な白身は濁った色をしているので、透明な白身の場合は新鮮さのピークを過ぎてしまっています。
傷んだ卵の確認方法
割るまでは傷んでいるか分かりづらいので、割ってから食べられるかの確認をしましょう。
臭いを嗅ぐ
1番分かりやすい方法としては臭いを嗅ぐことです。傷んだ卵は鼻をつく硫黄のような臭いがします。
そういった臭いがした場合はすぐに処分しましょう。
白身の色を確認する
これは鮮度を確認することもできますが、白身の色がピンク・緑・虹などになっている場合はすぐに処分しましょう。
菌が繁殖している証拠です。
黄身の状態を確認する
鮮度が落ちてくると黄身は固さを失い崩れやすくなります。
これは黄身の細胞壁が破壊されている証拠です。
傷んでいる可能性が高いようなので食べるのは避けましょう。
注意すること
卵は冷蔵庫で保存することが多いと思います。
冷蔵庫のドア側に卵を置く場所があったりしますが、外気に触れないことが鮮度を保つのに大切なのでできれば冷蔵庫の奥の方で保存しましょう。
置き方としては尖った方が下になるように置いた方がいいです。
丸い方に空気が溜まっていて、傷むときはそこから細菌が広がるので空気と中身が触れないことが鮮度を保つための秘訣です。
また冷蔵庫から常温に取り出して2時間以上経った場合は処分した方がよいでしょう。
殻の周りに水滴がつき、穴から菌が入ってしまうためです。
使うなら取り出してからすぐ使うようにしましょう。
まとめ
記載の賞味期限を過ぎてしまっても食べられますが、鮮度は落ちてしまうので食べる前に確認した方がよいでしょう。
傷んでいる可能性もあるので割ってから確認して食べるようにしましょう。
しっかりとした方法で保存していれば鮮度を保ちやすくなるので、おいしく食べるためのコツとして覚えておいた方がいいでしょう。
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