賞味期限や消費期限をすぎた豆腐を食べたがる人がいます。

賞味期限から2日経ったものや、4日・5日は当たり前。
4週間すぎたものや、2ヶ月すぎたものも食べたいそうです。

でも、豆腐が腐敗しているかどうかは、見た目では判別できません。

賞味期限をすぎた豆腐は、食べて良いのでしょうか?

賞味期限 消費期限 豆腐 2日 4日 5日

豆腐の細菌は、見た目では判らない

変色したり、ニオイがする豆腐は、
絶対に食べてはいけないと言われています。

しかしこれは、
「変色やニオイがしない豆腐は食べても良い」
という意味ではありません。

そのあたりをカン違いしていると、
たいへんなことになります。

変色やニオイがしない程度の細菌でも、
食中毒を起こすことはありえるからです

豆腐に繁殖する菌は、加熱しても元気?!

「消費期限をすぎた豆腐は、加熱して食べれば大丈夫」

そう考える人がいますが、おそらく意味がありません。

豆腐に繁殖して食中毒を引き起こす細菌は、
ほとんどの場合、セレウス菌だと判明しているからです。

この菌は、加熱されると殻にこもります。
加熱が終わって温度が下がると、また活発に行動し始めるのです。

「日にちが経った豆腐は、加熱すれば問題ない」という考えは、
やめておいた方が無難でしょう。

スポンサードリンク

豆腐で食中毒になると、どうなる?!

豆腐で食中毒になると、
食後30分くらいで下痢や嘔吐・発熱をすると言われています。

しかし、食品の身体への害は、
食べてすぐに自覚症状が出るとは限りませんし、

自覚症状がないからといって、
消費期限切れの食品を常食する食習慣は、

自分自身を、食中毒菌の保菌者にする可能性があります

とくに自覚症状はないのだが、食中毒菌が自分の身体に入ってしまい、
食中毒の感染源になってしまっている。

映画みたいで信じられない話かもしれませんが、
食中毒菌には多くの種類があり、
そういう状況を引き起こす菌もあるのです。

大丈夫かどうか判らない食べ物は、食べない

「豆腐が大丈夫かどうか判らなかったから、とりあえず食べてみた」
という話が時々ありますが、あまりおすすめできない実験です。

豆腐による食中毒を体験した人には
「ここまできつい症状が出るとは思わなかった!」
という感想が多いからです。

「大丈夫かどうか判らない食品は、食べない」
という食習慣がおすすめです。

もったいないと考える人もいますが、

ご近所の病院に、食中毒の治療費がどれくらいかかるか、
問い合わせてみてください。

症状や病院にもよりますが、万単位だそうです。

check野菜についた農薬がサッと落ちる・・・〇〇を使った鮮度をサポートする方法が話題に!?
 
スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事

スポンサードリンク