中国は、広大な国ですから、移動には列車が欠かせません。また、目的地までが遠いので、列車の中で食べる駅弁やお弁当は、旅の楽しみでもありましょう。その、駅弁や弁当についての「お弁当事情」と、そのお弁当の消費期限と賞味期限について解説します。中国の列車である中国高速鉄道(新幹線)では、駅弁や弁当は車内で購入できます。

中国は、日本の新幹線や駅弁や弁当にライバル視しているとか、いないとか・・・。

消費期限 賞味期限 中国 駅弁 弁当

車内で販売されている弁当の価格

中国高速鉄道会社はお弁当などを販売するのに統一した値段や規則がないとのことです。

例1)15元(258円相当)程度

例2)30元(516円相当)

例3)40元(630円相当)前後

例4)50元(860円相当)

例5) 60元(1032円相当)

・・・など

中華の本場らしく、中華料理が中心のメニューになっています。

駅弁の中身

例1)白米・漬け物・ほかにおかずが3品程度

例2)白米・ナムル・2~3種の炒め物(仕切りなし)

例3)白米・炒め物・おかず3種類程度・ゆで卵・ハム

・・・など

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消費期限と賞味期限

列車内で販売される駅弁や弁当は、冷凍保存と常温保存の2種類です。

例1)冷凍保温:消費期限は解凍後24時間

例2)常温保存:90日(不活性ガス充填・国家衛生部認可)

日本では駅弁や弁当などは、一般的には、その日の明け方や早朝に作られます。国内外に関わらず、「消費期限=賞味期限」と考えて、車内での食べ残しは持ち歩かずに処分する方が、体のためです。

カビ弁当事件

去る2013年11月3日、中国高速鉄道の列車内で販売されていた弁当にカビ。この弁当の製造月日と消費期限(弁当には「2013年10月10日製造」と「常温保存90日可能」と表記)が問題になる。

→1個35元(560円相当)の牛肉弁当を購入。乗客が弁当の箱を開けた時に、白米の上に2カ所のカビを発見。(原因:充填されていた不活性ガスが運搬の途中で漏れた可能性)

まとめ

ニュースに上がっている中国関連の記事は、日本では、なかなか信じ難いものばかりです。駅弁1つを取ってみても、列車に乗車する時は、駅弁などを購入したくないので、自分でカップラーメンなどを持参する情報がありましたが、列車の中で何を食べようが良いではないか、という話ではないのでしょうか。

ですが、食品問題に結びつけられてしまうのは、なんとも悲しいところだと感じました。

さらに、中国高速鉄道の駅弁の2011~2014年の食品衛生合格率が78.3%にとどまり、「お腹を壊さなければ十分良い水準である」と書かれた記事には、「いくら何でも、それは・・・」と驚きました。

もし、これが日本で起きたら、大問題になり、訴訟・賠償・倒産など、しばらくは、ワイドショーでも騒がれて、立ち直るまでには相当の時間がかかり、企業にとっては決して良くないことばかりです。とはいうものの、本場の中華弁当は食べてみたいものです。

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