最近では各地方のご当地ラーメンがインスタントラーメンとして売られています。しかもほとんどが袋入りラーメンという事もありお土産にちょうど良いですよね。手軽で便利なインスタントラーメンですが賞味期限は長いだろうと思い込んではいませんか?気が付けば数か月過ぎてしまったという経験を何度かした方もいると思います。
今回は袋入りラーメンの賞味期限と過ぎてしまった時の注意点をご紹介しましょう。
インスタントラーメンの賞味期限
インスタントラーメンの賞味期限は2014年4月以降の製造分より延長されています。これは3.11など大型災害時の食品備蓄の需要や食品ロスの削減が目的のようです。もちろん各メーカー改めて検査し問題なしとの判断より延長されているので心配ありません。袋入りラーメンの賞味期限は8ヶ月となりました。(以前は6ヶ月でした。)では8ヶ月を過ぎると食べられないのでしょうか?いいえ、食べられます。
みなさんもご存じとは思いますが美味しく味わえる期間が賞味期限なので賞味期限を過ぎても食べられます。そこで袋入りラーメンの消費期限を調べてみました。消費期限は賞味期限の1.3倍~1.5倍と考えられているため概ね10ヶ月~12ヶ月は食べられるそうです。
消費期限を過ぎてしまった袋入りラーメンは大丈夫?
結論から言いますと食べられますが身体にはあまり良くないと言えます。なぜでしょうか?最大のリスクは「油の劣化」です。
ほとんどのインスタントラーメンは製造過程で「油で揚げて水分を飛ばす」工程が含まれています。消費期限が長い理由の一つです。
ではノンフライ麺はどうでしょうか?やはり原料に油が使われていれば多少なりとも油の劣化と無関係ではありません。油の劣化による健康被害は以下のような症状があります。
・吐き気
・食欲不振
・腹痛
・下痢
・胃もたれ
などです。これらの症状、経験はありませんか?インスタント麺を食べた直後に「なんとなく胃がもたれてるな」とか「食欲無くなったな」とか感じた事ないですか?これ、ひょっとしたら「油の劣化」による不調かもしれません。
このような症状は集団では発生せず、症状が出る人出ない人、軽い症状の人そうでない人など様々で「最近、体調悪いんだよな」「胃の調子が悪い、ストレスかな」と判断してしまいます。個人の体調ではなく「油の劣化」原因かもしれません。やはり賞味期限を目安に食べてしまったほうが良さそうですね。
まとめ
技術革新で昔より格段に美味しくなった袋入りラーメン。味のバリエーションも豊富で子供から大人まで楽しめる食材です。そして災害などいざという時の力強い味方でもあります。
しかし、その便利さとは裏腹に「油の劣化」による不調も存在しています。いくら長く持てるとは言え、美味しいものは安全にいただきたいものです。早めに食べきることを心がけましょう。
check☞野菜についた農薬がサッと落ちる・・・〇〇を使った鮮度をサポートする方法が話題に!?今のあなたにおすすめの記事