タイでは仏暦を使うので、
食品の賞味期限・消費期限がわかりにくいと言われています。
ところがこれは誤解で、タイの食品表示では英語圏と同様に、
西暦やexpによる表示を使うことが多いのです。
なぜタイの食品表示に限って、戸惑う人が多いのでしょうか?
タイの食品表示は特別なの?
伝統文化で知られるタイは、食品の美味しさでも知られています。
タイ旅行のおみやげに、食品を買う人も多いのです。
ところが、タイの食品をもらった人にしてみれば、
賞味期限や消費期限が心配・・・
日本とは表記法が全く違うので、
賞味期限が気になっても、読み取れないことが多いのです。
しかも、タイでは「仏暦」といって、日本の年号と同じような、
その国ならではのカレンダーが使われています。
「タイの食品表示は、仏暦表示だから読めない」と、
思い込んでしまう人が多いのです。
タイの食品表示は、普通です!
ところがタイで使われている食品表示の多くは、
英語圏と同じ、よくある表示法です。
「exp」や「mfd」が使われ、日づけも西暦で表記されています。
食品表示を見る前に、
「タイだから仏歴表示に違いない」と思い込んでしまい、
西暦で書かれていることが目に入らないのです。
とくに「年月日」が「日・月・年」の順番で表示されている場合、
「仏歴に違いない」という思い込みが先にたってしまい、
よけいに西暦だと気づきにくくなるようです。
「exp 080818」「mfd 080819」とあれば、
「製造年月日 2018年8月8日」
「消費期限 2019年8月8日」ということ。
そのあたり、普通の英語表記と全く同じです。
もし、仏暦の表示を見つけたら?
タイの食品の多くは、英語圏と同じ表記法だと言われています。
それでも仏歴だと思われる表記を見つけた場合は、
西暦に543年を足して計算すれば、仏暦に変換できます。
インターネット等に、
西暦と仏暦に対応した変換表が公開されていますから、
それで調べることもできます。
タイの食品表示となると、
りきんで構えてしまう人が多いのですが、
よくある普通の英語圏の表記です。
おちついて読み取って、
安心してタイの美食を味わってください。
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