手作りの焼き菓子やジャムを友達にプレゼントするとき、
賞味期限や消費期限を表示したいと考える女の子がいるそうです。
お菓子メーカーが作っているクッキーみたいに、
賞味期限や消費期限のラベルを貼れば、カッコイイから。
手作りのお菓子やジャムの賞味期限を決めるときは、
どのような決め方をすれば良いのでしょうか?
手作りのお菓子に、賞味期限表示はできない?!
お菓子メーカーがクッキー缶に表示しているような、
賞味期限や消費期限の表示に憧れる人がいるそうです。
これは、個人の手作りした焼き菓子やジャムに、
おしゃれなラベルで賞味期限を表示すれば、
プレゼントの好感度が増すと考えるから。
そこで、「自分が作ったお菓子の賞味期限の決め方は?」
と、悩むらしいのですが・・・
個人が手作りした焼き菓子やジャムに、
食品メーカーを真似たラベルを貼るのはおすすめできません。
「いい加減な人」「無責任な人」と見られてしまう場合があるからです。
なぜ賞味期限を決めるのが、無責任なの?
食品メーカーを真似て、個人の手作りのお菓子に
「賞味期限」とラベルを貼ってプレゼントすると、
プレゼントした相手から「いい加減な人」と
思われてしまうことがあります。
これは「食品の衛生・食品の安全を保つ技術」において、
一般家庭の個人と、食品のプロである食品メーカーとでは、
大きな技術の差があるから。
通常では、個人がどんなに頑張っても、
食品メーカーなみに衛生的で安全性の高い食品は作れません。
個人の手作りのお菓子に賞味期限を表記するのは、
いろんな意味で、やめておいた方が無難なのです。
プロの行う「食品の衛生・安全を保つ」とは
食品メーカーでは、食品を作る設備や工場を、
あらゆる方法で定期的に消毒します。
合理的な消毒作業ができるよう、
建物の設計段階から多くの工夫がされたうえで、
工場が建築されています。
工場が稼働してからも、従業員が特別な作業着を身につけたり、
特別な方法で、その作業着を消毒するメーカーもあります。
手作りのお菓子を誰かにプレゼントするときは、
賞味期限を表示する必要はありません。
「私の手作りだから、早めに食べてね」と言い添える程度に
した方が良いでしょう。
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