消費期限や賞味期限や表示する方法やサイズは、
法律で決められています。
製造メーカーが、自社で自由に決めているわけではないのです。
消費期限や賞味期限を表示する方法やサイズには、
どのような決まりごとがあるのでしょうか。
食品表示をつけないといけない食品は?
品質表示は、すべての飲食物について行うことになっています。
JASマークがついているかどうかなどは、関係ありません。
酒類や、ばら売りしているベーカリーのパン、お惣菜など、
一部のケースだけか例外として認められています。
食品表示のサイズは?文字の大きさは?
消費者庁や食品メーカーを悩ませているのが、
食品表示のサイズや、そこで使われる文字の大きさです。
平成26年3月の「第4回加工食品の表示に関する調査会」の資料によると、
表示の場所は、「容器または包装の見やすい場所。
文字は「大きさの統一の取れた活字」が望ましい。
文字の大きさは、少なくとも5.5ポイントあった方が良い。
なるべく大きくした方がよい。
くらいのことが書いてあります。
本当は
「文字が小さい!もっと大きくしなさい!」
「品質表示のサイズを大きくして、情報量を増やしなさい!」
とかなんとか、言いたいのかもしれませんが、
ガムとかキャンディーとか、
食べ切りサイズのチョコレートとか・・・
「大きな文字で、読みやすくて、
情報量が豊富な食品表示にしろと言われても、無理でしょ」
といいたくなるような食品が、世の中にはたくさん販売されています。
そこで消費者庁なども、食品メーカーなどに対して、
強くは言えないらしいのです。
誰が食品表示の方法を決めているの?
こういった食品表示の読みやすさ、
使いやすさなどを追求しているのは、消費者庁だけではありません。
「消費者庁食品表示課」
「農林水産省消費・安全局表示・規格課」
「各地方農政局消費・安全部表示・規格課」
などが、食品表示に関する仕事をしています。
他にも、食品衛生との関わりが深い
農林水産省・厚生労働省などが、食品表示に関わっています。
ひとつの食品表示には、数多くの官庁や、
多くの法律の決まり事が関わっているのです。
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