商品には消費期限や賞味期限、及び成分について印字されています。
ポテトチップスやおかき、するめ等の外袋は大きく、印字のサイズは大きくて見やすい。
日付の確認はしやすいとは思いますが、ガム等、小さな商品は見るのが困難な人もいます。
私はこの消費期限や賞味期限の表示の印字サイズについて調べて見ました。
消費期限、賞味期限の印字サイズの規定について
消費者庁食品表示企画課がこの点について資料を出しています。
私はその点についてまとめてみました。
この資料は消費者が商品の名前、材料、カロリーや含まれている栄養素、
アレルギー物質の正確な表示を見やすくするかを定めています。
文字の大きさはポイントで現されます。1ポイントは0、035mmです。
5.5ptは1.933mm
6.5ptは2.284mm
7ptは2.46mm
8ptは2.812mm
10ptは3.515mm
12ptは4.218mmとなります。
義務表示文字数は特殊なものを除き、100~300文字程度、
文字数が多いもので537文字ありました。
多いものは即席カップ面ですが表示面積も広く、
作り方を書いているので必然的に多くなっています。
反対に少ないものはチョコレートです。表示面積も狭く70文字程度となっています。
以上のように表示面積によって文字数も増えることが解ってきます。
何年か前から容器包装リサイクル法によりゴミの仕分けが必要になって来ました。
消費者がゴミ出しの分別をしやすいように、また分別に取り組みやすいように業者に対して、
このボトルや包装紙が何で出来ていて、
どのように捨てれば良いかを解るように製造業者に対して識別マークの表示を
義務付けています。
次にバーコード(JANコード)についてですが、これは日本国内のみの呼称です。
国際的にはEANコードと呼称され、アメリカ、カナダにおけるUPCと、
互換性のある国際的な共通な商品コードとなっています。
JANコードは左から二ケタが国コード、次の5ケタでメーカーコード、
次の5ケタで商品コード、最後のひとケタはチェックデジットとなります。
この他にも短縮タイプで国コード2ケタ、短縮メーカーコード4ケタ、商品コード1ケタ、
チェックデジット1ケタで現されることがあります。
まとめ
以上のように表示には細かな決まりがあることが解りました。
老眼の人には見にくい小さな文字の表示がかなり多いと思います。
決められた包装ラベルの中で大きな文字にするにはかなりの難しさがあると思いますが、
もうちょっと大きくしてくれないかなというのが私の本心です。
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