パスタなどに使われるパルメザンチーズは粉状のものが有名ですが、固形のものも人気があります。
しかし、いざ使おうとしたら賞味期限が過ぎていたという人は少なくないはずです。
不安になってしまいますが、保存状態によっては心配ないこともあるようですよ。
固形のパルメザンチーズの賞味期限は目安
パルメザンチーズはナチュラルチーズの一種であり、日々熟成していると言われています。
ですので、気が付けば賞味期限から半年以上経っていたなんてこともありますが、状態を確認すると食べられることもあります。
確認するべき点を中心に見て行きましょう。
賞味期限すぎても諦めずに確認を
表面に粒状の白い物体がついていたら、キッチンペーパーなどで軽く拭いてみましょう。
取れなければ美味しさの元であるグルタミン酸と呼ばれるものです。
アミノ酸の一種で、食べられるものです。
取れるようであればカビの一つと考えられます。
他に黒っぽいカビなどがあっても、捨てるにはまだ速いです。
固形のパルメザンチーズであれば、カビが中に侵入するのが難しく、表面にだけついているのがほとんどなのです。
ですので、その部分を切り取れば、ほぼ食べられるでしょう。
異臭や、少し食べてみて嫌な味がするならば、その部分も取り除きましょう。
水分が抜けて、より硬くなっているようでも、諦めないで下さい。
硬い部分は大まかに削るか切り取るかをしてパスタなどのソースを作る時や煮込み料理を作る時などに使ってみましょう。
そういう時にはパルメザンチーズ以外のチーズが使われることが多いのですが、それらとは違った風味を楽しめます。
一工夫するとワインなどのお酒に合う、ちょっとしたおつまみや、おやつなども作ることができますよ。
その後の保存方法
取り出した時と同じ状態で保存するとまた長持ちするかもしれませんが、できるだけ速めに、2~3週間以内に食べきるようにしましょう。
冷蔵庫に入れる時はサランラップやビニール袋など、チーズの表面に密着できるもので包みましょう。
光を遮断する方法の一つにアルミホイルで包むというのもあります。
もしどうしても食べきれない場合は、全体を小さな欠片にするか粉状にしてから小分けしてフリーザーパックなどに入れて冷凍保存しましょう。
大きいままで冷凍するとチーズの組織が壊れてしまい、食感が損なわれてしまうのです。
以上の手間によって冷凍で大体2ヶ月前後は味が保たれます。
季節によってはもう少し速めに食べきることと、解凍すると再び組織が壊れてしまうので、欠片状態のものは冷凍のまま加熱調理に使うことをお勧めします。
まとめ
賞味期限から半年以上経っていても、できるだけ最後まで諦めずに付き合ってみましょう。
外側が無理そうでも、中身が無事なことが多いのです。
チーズは太りそうなイメージがありますが、他の食品と共にバランス良く食べると体に良い影響を与えてくれることがほとんどです。
嫌でなければ、パルメザンチーズ週間、または月間として新しい使用方法を研究してみるのも良いのではないでしょうか?
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