スーパーで安売りしている時に、まとめ買いしたくなってしまう肉ですが、冷蔵庫に入れておいても傷まないかどうか心配ですよね。
今日は、豚肉と鶏肉にスポットを当てて、消費期限を過ぎた肉は食べることができるのか、また、肉から出るあの赤い液体の正体についても説明していきたいと思います。
豚肉と鶏肉の消費期限
肉は買って来たらすぐに冷蔵庫に入れる必要があります。
冷蔵庫での消費期限は以下の通り。
✅豚肉
・塊、厚切り:3~4日
・バラ、薄切り:2日
・ひき肉:1日
✅鶏肉
・塊:2日
・ひき肉:1日
空気に触れる面積が少ないほど期限が長くはなっていますが、それでも数日しか持ちません。
ひき肉に関しては1日しか持たないので、食べるその日に買うようにしましょう。
消費期限を過ぎた肉
期限を過ぎた肉は、腐っていないかどうかよく確認する必要があります。
・ベタベタとぬめりが出ていないか
・糸がひいていないか
・異臭(酸っぱい臭い)はしていないか
・変色していないか
・カビが生えていないか
これらが見られなければ、消費期限を過ぎていても食べることは可能ですが、あまりオススメはできません。
もし期限を過ぎると思ったら、早めに冷凍保存に切り替えると良いでしょう。
赤い液体の正体は?
パックに入った肉や冷凍してしばらく経った肉を見ると、よく赤い液体が滲み出ていますよね。
あれはドリップと呼ばれるもので、正体は肉汁。
傷んでいたり、冷凍する速度が遅かったりすると、肉の細胞が壊れて中のたんぱく質や水分、
血液といったものが出てきてしまうのです。
これらは旨み成分。買う時は、この液体が出来るだけ出ていないものを選ぶようにしたいですね。
また旨みが凝縮されているため、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
冷蔵・冷凍保存する際はパックから出して、肉から出ているドリップをキッチンペーパーなどで拭いてから入れるようにしてください。
肉は食べる分ずつ、ラップでぴったりと包んで、さらにジップロックなどの密閉できるものに入れましょう。
まとめ
肉の消費期限は、ブロック肉などの塊のものでも2~3日しか持ちません。
期限を過ぎたものは、腐っていないかどうか、よく目や鼻で確認するようにしてくださいね。
すぐ食べないようなら、冷凍保存してしまうこともオススメです。
肉から出てくる、あの赤い液体の正体は肉汁。
傷んでいるなどして肉の細胞が壊れることで出てくるので、買う時の基準にしてみてください。
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