秋の味覚の代表的存在である梨。収穫時期の秋になると贈り物として段ボールで大量にもらったり、食べたいからとたくさん購入する方もいるでしょう。
しかし他の果物に比べると梨は日持ちがしにくい食べ物です。
賞味期限を保たせ、長く保存できる方法がないか調べてみました。
梨の賞味期限はどれぐらいなのか
梨の賞味期限は熟れ具合や品種によっても大きく変わってきますが一般的な豊水や幸水でしたら約1週間が限度というところです。
おいしい梨は食べると水が滴るほどの水分量が含まれており、それが梨のおいしさの秘訣です。
しかし日が経つと乾燥が進んでいき、長く置いた物はパサパサになっておいしさのかけらもなくなってしまいます。
お店で購入してから2~3日は寝かせておくと甘みが増しておいしくなる場合がありますがあまりに長く置くのは避けた方がいいでしょう。
梨の賞味期限を保たせる方法
梨は常温でも冷蔵でも保存ができます。
冷蔵の方がわずかに賞味期限を保てますがやはり1週間ぐらいでしょう。
常温でも冷蔵でも梨に大敵なのは乾燥です。
乾燥してしまうと梨の売りであるみずみずしさがなくなり、おいしくなくなってしまいます。
乾燥を防ぐにはビニールやラップでくるむのがいいですがその前に新聞紙で梨を巻いておくと、なおのこと乾燥を防ぐことができます。
保存する場所が常温の場合は乾燥対策をしてから暑くない冷暗所に置くのがいいでしょう。
また梨は冷凍をすることはオススメできません。
梨を加工して食べるなら冷凍でもかまいませんが、みずみずしい梨をそのまま味わいたい場合は冷凍すると解凍時に実がくずれてしまうので冷凍はしない方がいいでしょう。
梨は種類によって大きく賞味期限の差がある?
賞味期限が短いと言われている梨ですが実は種類によって大きく異なり、1カ月もつ物やあるいは数カ月も大丈夫な物もあります。
一般的な梨は豊水、幸水と呼ばれている物ですが賞味期限が長いのは南水梨、あきづき梨、新高梨と呼ばれているものでその他にも日持ちのする梨は多数あります。
保存環境が良ければどれも1カ月以上は賞味期限を保てる保存性に優れた梨で、どれも糖度も高めです。
他の種類と配合された新種の物もありますが江戸時代や大正時代と、かなり昔から品種として存在していた梨もあり、あまり馴染みのない物の方が賞味期限を保てると言えます。
まとめ
賞味期限があまり保てない梨を大量にもらった場合の消費は大変ですが、やはり梨はみずみずしさが重要です。
数日中に食べ切るようにし、どうしてもダメな時は近所へおすそ分けをしたり、ジャムなどにしてみるという手もあります。
おいしい梨を腐らせて無駄にすることだけは避けたいですね。
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