健康の維持し、食材への旨味をプラスしてくれる塩麹にハマる方も多くいるでしょう。
発酵調味料である塩麹はそれなりに賞味期限を保つことができますが、それは最適な環境あってのことです。
塩麹の賞味期限を延ばす方法は何か、調べてみました。
市販の塩麹の魅力
肉をやわらかくする、麹菌が食材の賞味期限を長くする、腸内環境を整えてくれる、と身体の健康維持や食材への旨味を足してくれるなど塩麹には様々な効果があります。
今ではスーパーで簡単に塩麹が作れるキットも売られ、気軽に塩麹にチャレンジすることができます。
市販のキットもいいですが麹を一から作る完全オリジナル塩麹も作れるようになれば塩麹への愛着もさらに深まるでしょう。
塩麹はこうなったら注意
塩麹の持つ抗菌性により、食材の日持ちを高めてくれる塩麹ですが扱いを間違えてしまうとすぐに賞味期限の終わりを迎えてしまいます。
塩麹の保存で失敗となるのがカビの発生と発酵し過ぎてしまう過発酵です。
カビは白いカビだった場合は麹カビなので問題はありませんが白以外の青や黒のカビは摂取すると人体への悪影響を与える可能性が高いため、破棄することをオススメします。
カビの部分だけを除去してもカビの根は意外に深く、胞子も細かいので除去しても取り切れているかわかりません。
保存に失敗してしまったとあきらめた方がいいでしょう。
過発酵は温度の上昇により、麹菌が発酵し過ぎてアルコール臭が強くなることを言います。
食べても大丈夫なのですが過発酵してしまった物は食材を漬けても塩辛いだけで、強烈なアルコール臭も気になってしまいます。
過発酵をし過ぎた物も塩分濃度の点から食べない方がいいでしょう。
塩麹の賞味期限を保つ方法
塩麹の賞味期限を保つには低温、低湿、密閉した環境がいいということで冷蔵庫での保存が1番です。
タッパーなど密閉容器に入れれば約6カ月は持ってくれますが実際は塩麹を使用したり冷蔵庫の開閉もあって酸素に触れる、温度が上昇する点もあるので6カ月よりは短いと言えます。
賞味期限を迎えたら新しい塩麹に変えてしまうのもいいですが継ぎ足して使うこともできます。
ぬか床と同じように塩麹の継ぎ足しは旨味成分が増していくので食材をさらにおいしくしてくれることでしょう。
まとめ
塩麹に漬けた物は賞味期限を延ばしてくれますが、塩麹自体にも賞味期限はあるのできちんと管理をする必要があります。
腐らないからと放置せず、こまめに混ぜたり使用をすること、発酵し過ぎないように環境を整えることが大事です。
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