どちらも大豆製品である豆腐と納豆。和食を中心に様々な料理に使えるため、冷蔵庫に一つは入れておくという方も多いのではないでしょうか。

しかし、ふと冷蔵庫を見たら「あれ、賞味期限過ぎてる…」となりやすいのも現実。賞味期限を過ぎた豆腐や納豆は食べられるのかどうか見ていきましょう。

賞味期限 消費期限 15日 納豆 豆腐

賞味期限を過ぎた豆腐は?

豆腐を買った時には、日付だけでなく、消費期限と賞味期限どちらで表示されているのかを確認するようにしてください。もし消費期限の場合は「安全に食べられる期間」のため、期限を過ぎたら食べないようにすることが無難です。

賞味期限の場合は「美味しく食べられる期間」なので、多少期限を過ぎても品質に問題がなければ食べることが可能です。賞味期限切れの豆腐を食べる時には、以下の点を確認してから食べるようにしましょう。

・黄色く変色はしていないか
・酸っぱい臭いはしていないか
・ぬめっていたり糸をひいていたりしないか
・少し食べてみて酸味はないか
・パックは膨らんでいないか

また食べるのは未開封で保存しておいたものだけにしましょう。開封したものは基本、1~2日で食べなくてはいけません。期限切れの豆腐は、必ず加熱調理をして食べるようにしてください。

麻婆豆腐やチゲ鍋など、味付けが濃いものだと食べやすいかもしれませんね。または炒り豆腐や豆腐ハンバーグなどにして、しっかり火を通すようにすると良いでしょう。

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期限を過ぎた納豆はどうなるの?

納豆はもともと発酵食品。そのため賞味期限を過ぎても発酵を続けています。その発酵が進んでしまうと、納豆の風味や見た目にも変化が。アンモニア臭のようなツンとした臭いになったり、どろっとして溶けたように変化したり。もちろん風味も落ちて、苦みが増したように感じることもあります。

これらの変化は納豆の二次発酵によるものなので、人体に害はありませんが食べないほうが無難です。また表面に白い粒が発生します。よくカビと間違えられるのですが、この物体は「チロシン」というアミノ酸が結晶化したもの。チロシンは大豆のたんぱく質の成分で、水に溶けにくい性質を持つため、結晶化して表面に出てきます。このチロシンが出来ると、ジャリジャリとした砂のような食感になります。

チロシン自体に害はなく、むしろドーパミンやアドレナリンの元になったり、甲状腺ホルモンの材料になったりと、身体にとって良い効果が。しかしカビとの見分けも難しいので、積極的に食べるものではないですね。

まとめ

豆腐も納豆も、表示が「賞味期限」なら、その日付を過ぎても食べることは可能ですが、やはり期限内に食べることが一番です。最終的に食べられるのかどうかは、自分の五感を使って確かめること。そして自己責任となることは頭に入れておきましょう。

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