自動販売機で手軽に買える缶コーヒーやペットボトルのお茶。またはコンビニだと、様々なフレーバーの紙パック飲料が売られていますよね。
買ってすぐ飲んでしまうことが多いため、意外とそれらの賞味期限がどこに書いてあるのか、気にしていない人も多いのではないでしょうか。
今日は飲み物の賞味期限と、牛乳を買う時に少し気にしたい表示の味方について解説していきたいと思います。
飲み物の賞味期限はどこ?
飲み物はたいていの場合、賞味期限で表示されています。
表示方法としては6桁の数字で書かれていることが多いのではないでしょうか。
知らなくても推測でわかりそうですが、あの6桁は西暦の下2桁・月・日となっています。
ではその表示はどこに書いてあるのか。
まずは缶の場合
自販機で購入する機会が多い缶の飲み物ですが、賞味期限は底部に表示されていると思います。
次はペットボトル
自販機のほか、コンビニやスーパーなど、一番馴染み深いかもしれませんね。
ペットボトルの賞味期限は、キャップのところに表示されています。キャップを開け閉めする時によく見てみてください。
最後は紙パック
コンビニで売っている様々なフレーバーのものや、スーパーで購入することの多い牛乳などがあります。
紙パックの賞味期限は、上部に表示されていることが多くなっています。
牛乳の表示の味方
牛乳の紙パックには、実はいろいろと注目すべきところがあるのです。
まず、賞味期限が書かれている上部に、半円形の切れ込みはありませんか?
あれは「切吹き」といって、視覚障害を持つ人などが、すぐに「牛乳だ」と分かるようにつけられた、バリアフリー仕様なのです。
切吹きがつけられるのは、500ml以上の、生乳100%の牛乳のみとなっています。
次は賞味期限
ほとんどの牛乳は賞味期限ですが、なかには低温殺菌されたものの一部に消費期限の表示がしてあるものもあるので、少し気を付けて見てみてください。
賞味期限の隣には「開封前」の表示もしてあるのではないでしょうか。つまり、書かれている期限は未開封で保存した場合のもの。開封すると期限は前倒しされるので、早めに飲み切りましょう。
さらに気にしたいのが成分表示です。
牛乳には「成分無調整」と「成分調整」のものがあると思います。
成分無調整はその名の通り、手を加えず生乳のみで作られた、乳脂肪分3.0%以上のもの。
成分調整は製造の過程で、水分や脂肪分、ミネラルなどの調整を行っています。
成分調整牛乳に関しては、脂肪分を取り除く量で、乳脂肪分0.5%未満の「無脂肪乳」と、乳脂肪分0.5~1.5%の「低脂肪乳」の2種類があります。
他には、製造過程で生乳にクリームや脱脂粉乳などを加えた「加工乳」や、ミネラルや果汁、コーヒーなどの乳製品以外を加えた「乳飲料」などがあります。
まとめ
おそらく、普段あまり気にしないであろう飲み物の賞味期限表示ですが、ぜひ今度から飲む時に少し注意して見てみてください。
牛乳は、味の濃さや成分などで、お好みのものがあると思います。
本来の「牛乳」と呼ばれるものは成分無調整のもの。
脂肪分を気にするなら成分調整のものを、濃厚さを求めるなら加工乳の濃厚タイプのものが良いかもしれませんね。
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