近年、冷蔵庫の性能も進化してなかなか長期保存が難しかったものまで冷蔵・冷凍すると賞味期限を延ばすことが出来たりします。
特に魚などは買ってきてすぐに食べるものでしたが上手に保存することで現在は当日~3日程度持つとされています。
もちろんこの数字はあくまでも目安で、魚の状態や、保存方法で大きく変わるのです。
ではどのように保存れば長持ちするのでしょうか。
刺身を美味しく保存するには漬けに限る
刺身の中でもマグロは刺身の王様と言っていいほどよく食卓に登場するのではないでしょうか。
そんなマグロ、普通に保存するとやはり当日か遅くても翌日にはドリップがでて味がどんどん落ちてきます。
でもセールなどで沢山買ってきて食べきれない、なんてことも。
そんな時にちょっとですが賞味期限を延ばし、しかも美味しさもキープできる食べ方が漬けなのです。
漬けって一体どういうもの?
漬けとはもともと江戸時代にマグロが大量に出回った際に腐敗防止をする目的で始まり、寿司屋の隠語でもありました。
赤身をしょうゆなどに漬けたものを「ヅケ」青魚を酢につけたものを「ヒカリ」と呼びます。
醤油・みりん・酒などを混ぜた漬け汁にマグロを漬けこむのです。
漬けにした時の保存期間
刺身は空気に触れたり包丁で切るとそこから雑菌が付きます。
なのでできるだけ早く食べた方がいいのですが、ヅケのように漬け込むことにより保存期間を長く出来るのです。
大体保存期間としては1~2日伸びることになります。
どうしても刺身は冷凍保存するとぱさぱさになりがちで旨味も逃げてしまうので、冷凍保存するのであればヅケにして保存した方が美味しく食べられるのです。
まとめ
マグロのヅケは単なる調理方法というだけではなく昔の人の生ものを食べる知恵でもありました。
近年は本当に冷蔵庫の性能が上がったとはいえ生もの相手ですからできるだけ生ものはその日のうちに消費した方が安全であるし、美味しさも損なわずにいただけます。
しかし、どうしてもという場合は保存方法を変えると多少賞味期限も延ばすことが出来るようです。
しかしいくら保存方法を工夫してもやはり生ものです。
どうしても長期間の保存は出来ないものなので保存方法を十分に考えて食卓に並べましょう。
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