小麦粉などの粉物は、どこの家にもありますが使用状況によってはあまり使わないために、買い置きしていたものが未開封のまま賞味期限が過ぎていたなんてことがありますよね。
使おうと思って賞味期限を見ると、とっくに過ぎていて勿体ない思いをしてしまうものです。
見た目で劣化していないようだし、未開封なら使えるのではないのかと思う時もありますね?
思いがけず賞味期限が過ぎてしまう粉物についてご紹介していきますね。
粉物の賞味期限はいつまで?
小麦粉の中でも、薄力粉や中力粉は1年、強力粉は6ヶ月と決められています。
同じ小麦粉なのに、なぜ?そんなに期限に違いが出るのかと言えば、グルテンに関係しています。
グルテンが多く含まれている強力粉は、それだけ劣化しやすくなっているわけです。
パンを作る目的で強力粉を購入する方が多いものですが、出来るだけ使い切る程度に購入しましょうね。
安いからと言ってストックしていても、6カ月で使わなければ無駄になってしまいます。
ただし、未開封で保存状態さえ良ければ、薄力粉や中力粉は1年の賞味期限なので風味はやや劣っていても使えないわけではありません。
未開封でも条件に注意をしよう
未開封でも、条件を満たしているか保存状態には注意をしましょう。
粉物は、実はダニの好む環境になりやすいってご存知でしたか?
小麦粉を始め、ミックス粉は特に甘味成分もあるので、ダニの餌になってしまいます。
直射日光を避けられる暗めの場所だから、粉物を保存していて大丈夫だろうと思っても、ダニは潜り込める環境を好むので格好の場所になってしまいます。
そして、高温多湿な環境を好むので日本の梅雨から夏はまさにダニにとって有難い環境になってしまうので充分注意をしましょう。
未開封でもダニの侵入の可能性もある
ダニの大きさは0.3mm~0.5mmと極小ですので、開封している袋を輪ゴムで留めていても侵入は完全に否定できません。
未開封なら問題ないかと侮るとダニは紙袋、ビニール袋を食い破ることも出来るからです。
未開封の小麦粉を開けたら、虫のようなものが繁殖していたというケースも結構いるのですから、驚きです。
まとめ
粉物の賞味期限は、種類によって多少の違いがありますが、6カ月から1年が一般的です。
また、未開封でも高温多湿を避けて直射日光が当たらない環境なら常温保存が出来ます。
未開封だから賞味期限を過ぎていても安心だと思い込んでいると、思いがけず劣化してしまうことがあるので注意をして下さいね。
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