餅といえばお正月。
お正月に食べようと思って大量に買い込んだ餅ですが、実際にはあまり食べなかったりしてお正月以降も残っているということが多いでしょう。
餅はすぐにカビが生えてしまいますが、真空パックの餅はどれぐらいまで日持ちするのか。
真空パックにされた餅の賞味期限について調べました。
真空パックの状態と利点は
真空パックとは袋から空気を完全に抜き去り、袋内に酸素がない真空の状態のことを言います。
食べ物などを入れて真空にした場合、内部に結露は発生しますが、菌の繁殖が防げるため傷むのを遅くすることができます。
菌が完全にいない無菌状態ならばカビ菌の繁殖を防ぐことができますが、真空パック+無菌の状態は家庭では器具を使っても難しい作業でしょう。
真空パックの餅の賞味期限、カビは生えない?
真空パックの餅は工場で作っているので完全に真空、無菌の状態になっています。
穴でも開いていない限り、カビが生えることはまずないので、賞味期限は購入時に記載されている日付まで持つでしょう。
賞味期限以降でも1~2年は持つとされています。
真空パックの餅ならば常温の場所に置いても大丈夫ですが、あまり手が触れやすい場所だと気付かないうちにこすれて穴が開いてしまったりします。
しばらく保存をしておく予定なら一番いいとされる冷暗所に置くのがいいでしょう。
家庭で作った餅も真空パックできる?
お正月には餅を家庭で作ることも多いでしょう。
今では袋詰めした餅の空気を抜き、真空状態にする器具が売られています。
これを使うことで真空状態にすることはできますが、人間の手では完全な無菌状態にすることは難しいです。
最初に餅を作る段階ですでに人の手に触れてしまった餅には雑菌が少し付着しています。
雑菌はどんなに丁寧に手を洗っても完全に除菌できるものではありません。
真空パックを作っても餅に付着した微量の雑菌が繁殖し、いつかはカビが生えてしまいます。
家庭で作った真空パックは何もしない餅よりは日持ちするとされますが、お店で買った真空パックの餅よりは賞味期限が短いといえるでしょう。
まとめ
餅は成分や性質上、とてもカビが生えやすくて賞味期限の短いものです。
短期間で食べられればいいですが食べ応えのある餅をたくさん食べるのはなかなか厳しいですね。
お正月に食べ切れなさそうで数カ月は残る場合、メーカーで作られた真空パックの餅を購入した方がおいしいまま長期に食べられるのでオススメでしょう。
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