私達の国は、「水のきれいな国」、「ただ(無料)で水が飲める (公園や公共など)国」などと海外から憧れられています。

最近になって、健康志向の人達の間でミネラルウォーターが話題になり、加えて、水に関係する様々な事故が起きてから、「水は買う」ということが普通になってきた様に思います。

今では、スーパーやコンビニなど、見ないところがないくらいにたくさんの種類(国々)のミネラルウォーターを見ることができる様になりました。

今日は、その中でも、「クリスタルガイザー ミネラルウォーター」について調べてみたいと思います。

賞味期限 クリスタルガイザー ミネラルウォーター 並行輸入品 2年

クリスタルガイザー ミネラルウォーターとは

原産国

アメリカ:「聖なる山」と崇(アガ)めていたアメリカ先住民からその名が付きました。

源泉

マウントシャスタ・カスケード・リジョンで、サクラメント川の源流である氷河と万年雪に被われ山頂から採水されます。

「クリスタルガイザー ミネラルウォーター」の意味

清らかで透き通ったクリスタルの様な水という意味です。

成分について(100mlにつき)

  • エネルギー:0kcal
  • マグネシウム:0.54mg
  • カルシウム:0.64mg
  • カリウム:0.18mg(ほかと比べて低いのが特徴)
  • ナトリウム:1.13mg(塩分相当量:0.003g)
  • バナジウム:5.5μg(ヒジキやアサリなどに含まれる)
  • 硬度:38mg/L(軟水)

ミネラルウォーターには、「硬度」があります。

「硬度」とは、水の中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を示す言葉で、「軟水」と「硬水」に分かれますが、クリスタルガイザー ミネラルウォーターは、軟水です。

軟水は、日本人にとって飲みやすいそうです。

賞味期限について

調べてみると、正規輸入代理店では、製造日(詰め日)から2年としている様です。

また、賞味期限の表示が分かり辛い様ですが、ボトルの上の部分(ラベルではなくペットボトル部分)に、白のインク(塗料)で刻印されています。

それは、二段書きで、例えば、次の様な意味になるそうです。

  • 1段目「0:02/26/13 1820」:時間と製造年月日→2013年2月26日とロットナンバー
  • 2段目「SELL BY 02/26/15」:賞味期限→2015年2月26日

並行輸入品とは

クリスタルガイザー ミネラルウォーターは、アメリカからの輸入品です。

輸入品には、「正規輸入品」と「並行輸入品」の二種類があるそうです。

正規輸入品

クリスタルガイザー ミネラルウォーターは、大塚食品などが正規の輸入代理店となっています。

①[メーカーやブランド(クリスタルガイザー ミネラルウォーター) ]から、[そのメーカーやブランドの日本法人や正規代理店などが直接購入(大塚食品など)]に入り、[消費者]へ届くルート

※おおむねキャップの色は、青

②[メーカーやブランド(クリスタルガイザー ミネラルウォーター)]から、[そのメーカーやブランドの日本法人や正規代理店などが直接購入(大塚食品など)]に入り、[販売店や小売店]を通って[消費者]へ届くルート

※おおむねキャップの色は、青

並行輸入品

①[海外メーカーやブランド(クリスタルガイザー ミネラルウォーター)]から、[ブランド直営ショップや取扱店や小売店]に入り、[消費者]へ届くルート

※おおむね通信販売で、キャップは透明か白

②[海外メーカーやブランド(クリスタルガイザー ミネラルウォーター)]から、[ブランド直営ショップや取扱店や小売店]に入り、[メーカーとは無関係が輸入購入]し、[消費者]へ届くルート

※おおむね通信販売で、キャップは透明か白

③[海外メーカーやブランド(クリスタルガイザー ミネラルウォーター)]から、[ブランド直営ショップや取扱店や小売店]に入り、[メーカーとは無関係が輸入購入]し、[販売店や小売店]に卸されて、[消費者]へ届くルート

※おおむね通信販売で、キャップは透明か白

 

並行輸入品は、どのルートも、出回っている商品について契約を結ばずに第三者が買って、輸入しています。(個人輸入など)

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平行輸入品のメリットとデメリット

平行輸入品のメリット

①なんといっても正規輸入品より安い

正規輸入品は、(高級)ブランドのイメージ(価値)などがあり、価格競争ができません。

ですが、並行輸入品は、別ルートで販売されることや、為替相場と照らし合わせて、ある程度、価格を自由にできます。

②国内に出回っていない、珍しい商品が買える

海外では普通に売られている商品を、日本に輸入の予定がなくても輸入販売できることです。

例えば、現地で仕入れた価格に利益を乗せて販売価格を決め、それを日本円に換算して販売するなど、価格が自由に設定できることです。

その時は、「参考価格」として、値引き率を表示しているそうです。

平行輸入品のデメリット

一番大きな問題は、メーカー(正規)の購入後の保証を受けられないことです。

輸入販売ルートが違い、それをキャップの色で区別されているので、製造元(メーカー)には、いえません。

※問い合わせが必要ですが、ほとんどの場合、並行輸入店が、対応してくれる様です。

正規輸入品を購入する理由

調べてみると、並行輸入商品は、安いだけに不安に思い、「本当に、本物だろうか・・・。」こんな疑問を抱く様です。

そこで、確実性を狙って正規輸入品を選ぶ様です。

並行輸入品でも、ちゃんと「会社」として店舗を展開している場合は、99%が本物だそうです。

本物以外をワザと売るのは犯罪ですから、大量に販売すれば目立ってしまい、大きな問題になり、制裁を受けます。

ですから、今では考えるほど、偽物が横行しているとは思えませんでした。

賞味期限を2年経ってしまったら

クリスタルガイザー ミネラルウォーターの賞味期限は、正規代理店が2年と表示しています。

また、ペットボトルに入った密閉された水(未開封)は科学的には腐らないということで、例え、賞味期限切れから2年を過ぎようとも、全く品物的には問題がないそうです。

では、なぜ、賞味期限を2年と設定しているのでしょう。

それには、「計量法」という法律が関係している様です。

簡単にいうと、開封前のペットボトル入の水であっても、性質上、極わずかな空気を通すので水が蒸発します。

そうすると、水の量が減ります。

計量法で決められた基準(売り物にならなくなる)まで水が蒸発する時間(期間)が、ちょうど2年なのだそうです。

調べによると、未開封ならば、賞味期限から2年を過ぎた水でも自宅で飲む分には全く安全ということでした。

ですが、ペットボトルは、ニオイが付きやすい性質を持っている様で、保管場所に一緒に置いた様々なもののニオイが移るらしく、封を開けたらフローラルのほのかな味がしたという経験談さえありました。

クリスタルガイザー ミネラルウォーターは、現地(生産元)で、ペットボトルと水を「オゾン滅菌」しているそうです。

ですが、封を一度開けてしまったら、空気に触れることになります。

空気に触れてしまうと、その瞬間から雑菌が繁殖するなど、質が悪くなっていきます。

何年経った水も開封前なら安全でも、開けてしまったら、冷蔵庫に保存しながら2~3日以内には、念のため、煮沸消毒をしてから、飲んでしまった方が良いでしょう。

まとめ

今回調べてみて、クリスタルガイザー ミネラルウォーターが輸入されるには、正規輸入と並行輸入があり、正規代理店を通さず販売されるルートがたくさん確立されていることが分かりました。

また、品物的には全く正規品と同じでも、キャップの色で販売経路が区別されていることなど、思いもよりませんでした。

賞味期限が切れてから2年が経った水でも開封前なら安全ということ、開封前の水が少しずつ蒸発して、売り物にならなくなる量(500mlなら490ml)になる頃を賞味期限としているなど、驚くことばかりでした。

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