季節が変わるごとに美味しいものを楽しめる日本。
それぞれの季節に美味しいものがたくさんありますよね。
春のたけのこ、秋の栗、そして春と秋に旬を迎えるじゃがいも!
時季のものほどその季節に必要な栄養素もたっぷりと含まれています。
美味しい時にたっぷりといただきたいものです。
今回は「たけのこ」「栗」「じゃがいも」の茹でるコツと茹でてからの保存方法をご紹介します。
たけのこ
春の訪れを知らせてくれるたけのこの栄養といえば豊富な食物繊維です。
便秘解消や大腸がんの予防に効果があります。
他にも余分な塩分を排出してくれるカリウムや脳の栄養と言われるチロシンも含まれています。
・茹でる時のコツ
たけのこは鮮度が落ちると「えぐみ」が出てきます。
収穫されてから出来るだけ早く下処理をしてください。
茹でる時に「米ぬか」がない場合は「米のとぎ汁」が代用できます。
・茹でてからの保存方法
●冷蔵保存
風味を損なわないために茹で上がったらそのままの状態で冷えるのを待ちましょう。
2~4時間が目安です。
密閉容器で水に浸けたまま冷蔵庫へ。
毎日、水を交換することがポイントです。
保存期間は1週間程度。
●冷凍保存
すぐに食べきることが出来ない場合は冷凍保存することもできます。
下処理したたけのこを好きな大きさにカットしフリーザーパックに入れ冷凍庫へ。
しっかりと水分を取るのがコツです。
保存期間は1~2ヶ月程度。
栗
秋のスィーツに欠かせない栗ですが食物繊維はサツマイモよりも摂れ、ミネラルやカリウムも含まれています。
・茹でる時のコツ
たっぷりのお湯を使いいったん栗を入れたら弱火にするのがポイントです。
・茹でてからの保存方法
冷ます時は茹で汁と一緒に冷ますと食感がしっとりします。
●冷蔵保存
水気をしっかり取り密閉容器で保存します。
保存期間は3日程度。
●冷凍保存
鬼皮と渋皮を剥き水気をとります。
フリーザーパックにいれしっかりと空気を抜き冷凍します。
保存期間は1ヶ月程度。
じゃがいも
冷蔵庫に欠かせないじゃがいもの旬は春と秋になります。
意外なことにじゃがいもはビタミンCが豊富でみかんに匹敵する含有量だそうです。
通常ビタミンCは熱に弱い特徴がありますがじゃがいもに関してはデンプン質に守られているため熱に強いと言われています。
・茹でる時のコツ
皮付きのまま茹でる方が長く保存できます。
必ず水から茹でます。
熱湯に入れてしまうと中は加熱されていないままになってしまうからです。
・茹でてからの保存方法
●冷蔵保存
皮付きのまま密閉容器に入れて保存します。
保存期間は4日程度。
●冷凍保存
食感が悪くなるのでつぶして保存しましょう。
茹でた後に皮を剥きフリーザーパックに入れそのまま潰して
マッシュ状にします。
保存期間は2~3週間程度。
まとめ
茹でる以外でもこれらの食材は楽しめますが、一番身近で簡単な調理方法は「茹でる」ことではないでしょうか?
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