PDはProduction Date(製造日)の略で、BBはBest Before(賞味期限)の略です。海外の食品でよく見かけますね。
PD 03/12/2004 (製造日2004年12月3日)
BB 03/12/2006 (賞味期限2006年12月3日)
(※アメリカ式だと3月12日なります)
日本の食品には製造日の表示ってあまり見ないですよね。なぜなのか調べてみました。
日本の製造年月日
日本ではもともと製造年月日と賞味期限を併記する制度が定着していましたが、1995年から期限表示に移行。きっかけは日本への輸出品に製造日を表示すると、輸送日数などで日付が古くなり、消費者が敬遠するからとアメリカから圧力がかかったことのようです。
ざっくりした説明で申し訳ありません、歴史があるのですね。
でも製造日って、いつのことを指すのでしょうか?食品の製造が一日で完了するならその日なのでしょうけど、発酵食品とか乾物・熟成が必要なお酒とか味噌・・・考えるときりがないですね。
まさか、包装が完了した日?ではないですよね。包装は他社に委託しているとなると、もっとややこしいし。ホントにきりがないです。
賞味期限にせよ消費期限にせよ、製造業者がその商品の品質を保証する期限であって、製造年月日というのはあまり重視しなくてもいいものなのかもしれません。期限は品質によって決められる物であって、加工日で決めることではないのでしょうね。
日本では期限表示は法律で義務付けられています。
消費期限は期限を過ぎたら食べない方がよい期限(安全性の保障期間)、賞味期限はおいしく食べることができる期限(おいしさの保障期限)です。
まとめ
「賞味期限切れ」=「捨てなきゃ」ではないのです。賞味期限が切れたものに関しては自己判断になってしまいますが、消費期限・賞味期限を正しく理解して、食品のムダをなくしたいものですね。
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