消費期限と賞味期限の定義は同じでも、食品によってその認識に違いがあるようです。そこで今回はクッキー・卵・バターを例にとって、それぞれの消費期限と賞味期限について調べてみます。

消費期限 賞味期限 クッキー 卵 バター

賞味期限と消費期限

まずは簡単に、賞味期限と消費期限について確認しましょう。

賞味期限とは、おいしく食べられる期限のことを指します。一方消費期限は、衛生上問題なく食べることができる期限のことです。賞味期限よりも消費期限の方が長いです。

クッキーの場合

市販のクッキーの賞味期限は30日〜1年間の間です。クッキーの作り方により、保存できる期間が違うので必ず箱に書いてある期限をみるようにしましょう。

期限に差がある理由は、クッキーに含まれる水分量が関係しています。水分量が少ないクッキーの方が日持ちします。簡単に言うと、しっとりしたクッキーよりサクサクしているクッキーの方が長持ちします。賞味期限を過ぎても消費期限まではたべることができます。

そして次に、消費期限ですが、市販のクッキーは一年〜1年半食べる事ができます。消費期限を過ぎてしまったクッキーは、見た目で食べられるかどうか判断しましょう

見た目・匂いでわからなければ少しかじってみて味を確認してください。味がおかしいと感じるようであれば、残念ですが破棄した方が良いです。クッキーは賞味期限も消費期限も比較的長めで常温保存も可能なので購入してからすぐに食べ切らなくても大丈夫です。

卵の場合

卵の場合、クッキーなどと違って賞味期限を過ぎるとなんとなく危険なイメージがあるでしょう。卵はパックで買うことが多いと思いますが一人暮らしや、たまに料理をする人だとなかなか賞味期限内に使い切れなくて捨ててしまうことはありませんか。実は卵も賞味期限が過ぎても食べることができます。

パックに記載されている賞味期限は卵にもよりますが一週間前後で、これは「生食」できる期限を表しています。よって、料理に調理して使う分には賞味期限を過ぎても食べることができるのです。

卵は殻でまもられているのですぐに腐ってしまうような食品ではありません。賞味期限切れの卵を食べる時は、加熱してたべましょう

こうすることで賞味期限から10日前後を目安に卵を食べることができます。卵の場合消費期限表示はされているものはあまりないと思うので、賞味期限から10日後を消費期として、料理をする際に考えてみてください。

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バターの場合

バターの賞味期限は未開封のもので約6ヶ月、一度開封したものの場合一ヶ月以内であれば味落ちも気にならずに食べることができます。バターは風味が大事なので、少しでも落ちているとあまりおいしくないと感じるでしょう。ですから、食べられますが表示の期限内に食べることをおすすめします。

一日二日過ぎたぐらいでは変化はないので、大丈夫です。ただし、開封して一ヶ月以内でも変な匂いがしたり、カビが生えたりしているようでしたら腐敗しているので、使用しないでください。バターは購入してから未開封で冷凍保存することで一年くらい保存が効くのでたくさん購入した人はこの方法で食べられる期限をのばしてみてください。

まとめ

「クッキー・卵・バター」のどれも賞味期限を過ぎても食べられることがわかりました。今まで賞味期限がきてすぐに捨てていた人は、期限切れのものでも食べられるので、食べてみてください。ただし、自分の目と鼻と口で確かめて、少しでも違うと感じたら、食べられるからと言って無理しないで下さい。

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