どのヨーグルトを買っても、
賞味期限や消費期限が書いてあります。
ただし、それぞれの期限が有効なのは、未開封の時だけ。
冷蔵方法が不適切だと、全く意味がありません。
ヨーグルトの冷蔵保管は、
どんなことに気をつければ良いのでしょうか。
開封したら「賞味期限」の意味がない?!
ヨーグルトには賞味期限や消費期限が書いてありますが、
こういった期限は、未開封に限ってのものです。
賞味期限より早い時期に開封しても、
賞味期限までに食べ終われば問題ない。
そう考える人が多いのですが、
賞味期限とは、そういうものではありません。
開封したヨーグルトは、
未開封のヨーグルトに較べて、腐敗しやすくなります。
賞味期限内であっても、開封した当日、
またはその翌日までに食べきった方が良いのです。
ヨーグルトを開封したら、
賞味期限や消費期限の表示はいったん忘れて、
「明日までには食べ終わる」と考えた方がよいでしょう。
未開封なら、なにがあっても大丈夫?
ヨーグルトは未開封で保管していれば、
賞味期限の翌日と、その翌日くらいまでは、
食べても良いと言われています。
しかし、この基準は参考程度にとどめた方が良さそうです。
なぜなら、家庭の冷蔵庫は小型もしくは開け閉めの回数が多く、
ヨーグルトを作っている工場の冷蔵庫や、
ヨーグルトを販売しているお店の冷蔵庫に較べて、
温度変化が激しいからです。
ずっと10度以下でなければならない?!
ヨーグルトが賞味期限どおりの新鮮さを維持するためには、
ヨーグルトを製造してから、消費者が食べ終えるまで、
保存温度が10度以下であり続けることが必要です。
それくらいきっちり10度以下を維持した場合に限って、
「賞味期限の翌日や、その翌日くらいまでは食べても良い」
と言えるのです。
こうなってくると、面倒くさいことこの上ありませんから、
ヨーグルトは必要な分だけを買って、
食べ残しが出ないようにした方が楽なのです。
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