賞味期限や消費期限を一週間以上すぎたヨーグルトを
食べる人がいるそうです。

ヨーグルトは1ヶ月以上保管してから食べるという人もいます。

こういった人の多くは、「ヨーグルトは腐った食品だから、
いつまで経っても食べられる」と考えています。

なぜヨーグルトは、食中毒にならないと思われているのでしょうか。

賞味期限 消費期限 ヨーグルト 一週間 1ヶ月

ヨーグルトは永久に食べられる食べ物?

「ヨーグルトは食中毒にならない」という考えは、
ヨーグルトの発酵と腐敗を区別していないために起こります

「発酵」は、細菌が人間の身体によい働きをすること。
「腐敗」は、細菌が人間の身体に有害な働きをすることですが、

どちらも同じだと考えているのです。

ヨーグルトで食中毒になっても、大丈夫?!

また、腐敗したヨーグルトで身体を壊したとしても、
「数日、下痢をする程度」と考えている人が多いのですが、

食品が原因で起きる食中毒には、下痢だけではすまない、
深刻な症状を引き起こすものもあります。

それに、「ヨーグルトで食中毒になった」と思って病院に行ったら、
原因は全く別の食品だった、という事例があるそうです。

いつも賞味期限をすぎた食品、
消費期限が切れた食品ばかり食べているので、

どの食品で食中毒を起こしたのか、自分で判別できなかったのです。

ヨーグルトの賞味期限をスルーしている人は、
他の食品でも賞味期限をスルーしていることが多い。

そこで実際に食中毒を起こしたとき、
症状の原因をつきとめるのが難しかったのです。

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ヨーグルトが薬になる?!

ヨーグルトは永久に食べられると言われたり、
薬のように言われることもあります。

「ヨーグルトは薬のように効果がある。
胃腸炎にも下痢にも聞くし、食中毒を治してしまう」
という話があるのです。

しかし、下痢にはヨーグルトで症状が良くなるものと、
ヨーグルトで症状が悪化するものがあり、

どちらなのかは医師でないと判別できません。

「ヨーグルトで下痢が治るかどうか試してみよう」というのは、
おすすめできない行為なのです。

また「胃腸炎に効くヨーグルト」が豊富に市販されていますが、
これも自分の担当医に確認した方が安全です。

胃腸炎の原因は人によって違うので、
すべての人の胃腸炎がヨーグルトで治るとは言い切れないのです。
ヨーグルトには多くの健康効果がありますが、
永久に腐らない魔法の薬ではありません。

他の食品と同様に、必要な分だけを買って食べきりましょう。

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