牛乳の賞味期限や賞味期限は、
未開封でないと意味がありません。
製造から販売、買って帰って冷蔵庫に入れるまで、
10度以下の冷蔵温度を保っている。
さらに未開封なら、この日まで美味しく飲めますよ。
そういう意味で書かれているのが賞味期限なのです。
なぜ賞味期限は、未開封でないといけないのでしょうか?
人間が大好きな牛乳は、細菌も大好き!!
人間は歴史的に、牛乳が大好きです。
紀元前9000年の中東で家畜から搾乳していたとか、
1万年前には動物の乳を活用していたとか、諸説あります。
しかし、人間が大好きなものは・・・
ショッキングな話ですが、細菌も大好きです。
牛乳をうっかり開封すれば、
細菌は喜んで牛乳の中に入っていきます。
人間が喜んで牛乳を飲むのと同じです。
牛乳をうっかり置きっぱなしにすれば、
牛乳の温度が上がって、細菌が活発に繁殖できます。
人間と同じで、細菌も寒いと行動しにくいのです。
牛乳を開封すると、細菌が喜ぶ?!
細菌に牛乳を奪われないためには、
開封しないこと、温度が低いことが大切です。
冷蔵庫から出した牛乳パックには、
開封と同時に、温かい空気や雑菌が入りこんでいきます。
たぶんですが、細菌は喜びます。
10度以上であれば、細菌的には「温かい空気」であり、
開封によって少しでも牛乳の温度が上がれば、
細菌にとって有利だからです。
さらに、開封した牛乳を冷蔵庫から出しっぱなしにしておけば、
細菌にとってますます有利。喜んで繁殖しまくります。
細菌を喜ばせないためには、
なるべく早く、牛乳を使い切りましょう。
賞味期限は、開封したら意味がない?
開封した牛乳は、どうしても細菌に有利な環境になります。
それに、細菌はカレンダーとか日付とか、
もちろん賞味期限の表示も、全く知ったことではありません。
賞味期限の日付とかと関係なく、
「牛乳が開封されたら行動開始!繁殖スタート!」なのが、
細菌という生き物のありかたなのです。
ですから牛乳を開封したら、
賞味期限のことは忘れて、早めに使い切りましょう。
細菌に繁殖する時間を与えないためには、
早く飲みきる、料理などで使い切るのが、もっとも効果的なのです。
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