パッケージなどには低い温度の所で保存するように書かれている通り、冷蔵が最も良いようです。

しかし、場合によっては冷凍で保存したり、常温の所に置いたまま忘れてしまったりすることがありますね。

それらの場合の賞味期限を見てみましょう。

賞味期限 ロースハム 冷蔵 冷凍 常温

ロースハムを冷蔵、冷凍、常温で保存した場合の賞味期限は?

結論から言えば、冷蔵が一番適した保存方法と言えます。

つまりは冷蔵庫での保管ですね。

他の二つの方法、特に常温での保存は最も痛むのが速足なのでお勧めできません。

冷蔵の賞味期限

今回取り上げているロースハムを含む多数のハムやソーセージは食品衛生法によって保存温度が10度以下と定められています。

なので、冷蔵で保存するのが一番なのです。

購入などで手に入れたものを開封しないまま保存しておくと、ものによりますが約20日から約2ヶ月は風味が保たれて美味しく食べられるでしょう。

保存料や添加物を使用していないものや自家製のものは約1ヶ月半、半端に残ったものだと3日程です。

いずれも空気に触れないよう密封した状態での保存に限ります。

長時間触っていたり空気に触れていたりすると、それだけ痛むのが速くなってしまいます。

冷蔵庫の中でもチルド室などの特に冷えやすい所に置いておくのが良いでしょう。

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冷凍の賞味期限

冷凍での保存はあまりお勧めできません。

凍っていく段階で水分も凍り、解凍した時にとけた水分がお肉の旨味と共に外に流れ出てしまうのと、両方の段階を経ることによってお肉の組織が壊れてしまうために風味も食感も損なわれてしまうためです。

どうしても冷凍保存しなければいけないのであれば、使う分ごとに小分けしてサランラップとフリーザーパックなどで密封し、できるだけ速く凍りやすい所に入れましょう。

こうすることによって約1ヶ月は食べられます。

最初から冷凍されたものであれば1年は保つものがほとんどです。

両方とも解凍するときは冷蔵庫に移して時間をかけて自然解凍させます。

こうすることによって組織が壊されるのが軽減されます。

常温の賞味期限

スライスされたロースハムだと1~2日保てば良い方と言えます。

塊の状態でも1ヶ月保つか保たないかと言われています。

夏場だともっと短くなるのは想像に難くないはずです。

開封されたものだと尚更です。

常温に置いていたものは未開封であっても開封であっても自分自身の五感でしっかり確認し、大丈夫そうであっても念のために加熱処理してから食べましょう。

まとめ

冷蔵庫も冷凍庫も満杯で入る隙間がなくて、どうにもこうにも入らない…というのであれば、できるだけ涼しくて暗い場所に置き、その日の内か2日以内に食べきると良いでしょう。

また、クーラボックスや保冷剤などもあれば少しでも長持ちの可能性が高まります。

暑い時期のお弁当に使う時も保冷剤があると良いですね。

乾燥して寒い地域なら長持ちするでしょうが、日本のように暑い季節があって湿気の多い地域では、いくら保存食の一つと言っても流石に限界があります。

できるだけ冷蔵庫での保存を心がけましょう。

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