素朴な味わいのひじきと高野豆腐を使った煮物が好きな方は多いのではないでしょうか?
栄養豊富なこともあって、人気があるおかずの一品ですね。
しかし、時には作り過ぎてしまって、どれぐらい日持ちするのだろうと気になってしまうことも。
そんな時にこちらを参考にして下さればと思います。
ひじきと高野豆腐、それぞれの賞味期限と煮物の賞味期限
この二つの食材は長期保存が可能と考えられることが多いのですが、保存されている状態によって少し違いがあります。
まず煮物の賞味期限と、それぞれの賞味期限を紹介します。
時期や味付けなどによって多少の変化があるので、目安として見て下さい。
煮物の賞味期限
密封できる容器や袋に入れた状態で冷蔵庫に入れたら最大で5日間は保存できます。
塩分を多くするなど、味付けに一工夫すると、もう1~2日は食べられますが、胃腸に自信のない方は3日前後で食べきるのが良いでしょう。
冷凍庫で保存するなら、できるだけ水分が蒸発するように炒めるか、しぼるなどして水分を取り除いてからフリーザーパックに入れて平らにするか、ビニール袋やラップで包んでからタッパーなどの密封できる容器に入れてから冷凍庫に入れると2~3週間は保存できます。
水分が多く残っていると解凍した時に水っぽくなってしまいます。
そういう味がお好みであるなら、水分が残っていても良いでしょう。
この時、一人が一回で食べる分に小分けしておくと使い勝手が良いのでお勧めです。
また、こういった煮物にはこんにゃくが入っていることが多いのですが、冷凍されたこんにゃくは解凍されてもゴムのような硬さになってしまうので、冷凍する煮物にはこんにゃくは入れない方が良いでしょう。
解凍する時は、冷蔵庫に移すか常温に置いて自然解凍するか、低いワット数か「弱」に設定した電子レンジで温めます。
電子レンジの設定が強いとひじきが飛び跳ねてしまうことがあるからです。
「解凍」といった設定があるならそれでも良いでしょう。
ひじきの賞味期限
乾燥したひじきであれば、10~12ヶ月は美味しく食べられるでしょう。
湿気を寄せ付けないようにしたり、低温の場所に置いたりすることによって、もっと長持ちするものもあります。
生のひじきだと冷蔵庫に入れても3~5日程度ですが、手に入れてすぐ冷凍すると約1ヶ月は美味しく食べられるでしょう。
同じく生のひじきを使用していても、ふりかけタイプだと常温で5~6ヶ月程は美味しさが保たれています。
こちらも乾燥したひじきと同様に高温多湿ではない場所、直射日光が当たらない場所に保存しておくのが良いでしょう。
これらの期限が過ぎたら匂いを確認しましょう。
酸っぱいような異臭がしたら残念ですが捨てることになります。
高野豆腐の賞味期限
未開封であれば、高温多湿でなく、直射日光が当たらない場所に保存しておくと約6ヶ月は美味しく食べられるものがほとんどです。
開封して調理していないものは、密封できるものに入れて冷蔵庫で保存すると約1ヶ月は食べられます。
冷凍する場合は、調理した後か生の状態に戻した後からするのがおすすめです。
調理後の高野豆腐は煮物と同様に保存します。
水分を含ませて戻した高野豆腐を何度か押し洗いをして水に濁りがなくなったら水を切ってサランラップやビニール袋、フリーザーパックなどに入れて空気を抜いて密封し、冷凍庫に入れます。
こうすることによって煮物と同じく2~3週間は美味しく食べられます。
売られている冷凍の調理した高野豆腐だと約1年もつものもあるようです。
自然解凍か電子レンジで解凍すると良いでしょう。
ただ、異臭がしたり色が濃くなっていたりすると、もう危ないので食べないようにしましょう。
まとめ
ひじきと高野豆腐、それぞれを別で煮物にした場合も冷蔵庫で3~5日、冷凍庫で2~3週間は食べられます。
ちなみに高野豆腐は「凍り豆腐」とも呼ばれています。
つまり、ざっくり言うと冷凍されて長期保存が可能になった豆腐が高野豆腐なのです。
乾いた状態のまま冷凍保存するともっと長持ちするかもしれませんが、生に戻すまで時間がかかるので、やはり戻した段階か調理後に冷凍するのをお勧めします。
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