冷蔵庫の中に、食べかけのジャムを放置してはいませんか?
ジャムにも色々ありますが、賞味期限などに違いはあるのでしょうか。
今日は、ジャムの賞味期限を中心に、ペットボトルの飲み物の賞味期限や注意点についても解説していきたいと思います。
水の賞味期限
災害用として常備しているご家庭も多いペットボトルの水。
賞味期限は2~5年、特に2年に設定されているものが多くなっています。
水は基本的に腐ることはありません。
開けていなければ細菌も入らないので、期限を過ぎても飲むことは可能です。
しかし、ペットボトルは微量の空気と一緒に、周りの匂いを透過させてしまうため、水に香りが付いてしまうことがあるのです。
ペットボトルを保存する際は、近くに匂いの強いものを置かないほうが良いですね。
また、500mlのものと、2lのものでは賞味期限も大きく違ってきます。
500mlのほうが容量が少ないので期限が短めとなっています。
ジュースの賞味期限
では、ジュースの場合はどうでしょうか。
ジュースは果汁や砂糖など、様々なもので作られているため、水よりは賞味期限が短めです。
一般的なペットボトルのジュースの賞味期限は、10か月~1年ほど。
開けなければ、プラス半年くらいは飲めるように作られていますが、生果汁のものは劣化しやすいので注意しましょう。
賞味期限が切れたものを飲むときは、匂いや色、沈殿物がないかどうか、よく確認してからにしてくださいね。
ジャムの賞味期限
多くのジャムは、製造工程で密閉後に殺菌を行っています。
そのため、未開封なら常温でも保存が可能となっているのです。
ジャムの賞味期限は、糖度によって大きく変わってきます。
40%~55%の糖度のものは18か月(1年半)ほど日持ちますが、
一方で、糖度が55%を超えてしまうと2か月しか持ちません。
開封したら賞味期限に関わらず早めに食べましょう。
ジャムは開けてしまうと、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
特に低糖度のものは、カビや酵母が生えやすいので注意が必要です。
ジャムを食べる時は、清潔なスプーンを使うこと。
一度口に入れたスプーンを使ってはいけませんよ。
蓋を開けている時間をできるだけ短くして、空気に触れる時間を少なくすることも、カビの発生を防ぐために有効です。
まとめ
ペットボトルは少量ではありますが、空気や匂いを透過してしまいます。
特に水は無味無臭なので、あまり長期保存したものは匂いが気になってしまうかもしれません。
たまには賞味期限を確認して、切れる前に飲みたいですね。
ジャムは糖度が高いほど賞味期限が短く設定されています。
ただし、低糖度のものは開けてしまうとカビや酵母が生えやすくなるので注意してください。
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