賞味期限の切れた卵やヨーグルトって、そのまま食べるのはちょっと心配ですよね。
雑菌が増殖していたらどうしようって考えてしまいます。
今日は、卵とヨーグルトの賞味期限が切れた時、どのような使い道をするのが良いのか、ご紹介していきたいと思います。
期限を過ぎた卵は?
卵に表示されている賞味期限は、生で安全に食べられる期限です。
期限を過ぎてしまったら、生で食べるのは控えたほうが良さそうですね。
賞味期限切れの卵で心配されるのは、サルモネラ菌などの細菌が増殖することによる食中毒です。
このサルモネラ菌は熱に弱いため、しっかりと加熱をすれば、基本的には問題ありません。
目安としては70℃で1分。
他の料理に混ぜて使う時は、75℃で1分間、火を通すようにしましょう。
卵の使い道
期限を過ぎた卵は、加熱調理に使うなら2週間~1か月は大丈夫と言われています。
この時に注意したいのは、半熟にする料理。
ゆで卵や目玉焼きの半熟、親子丼やとろとろオムレツは、サルモネラ菌を死滅させることができません。
また、手作りのマヨネーズも生卵を使いますよね。
ゼラチンで固めるプリンや、ババロアなどの生卵を使うお菓子も控えましょう。
期限をすぎたヨーグルトは?
ヨーグルトは乳酸菌による発酵があるため、劣化は遅いと言われています。
期限を過ぎても2週間ほどは大丈夫。
しかし、フルーツ入りのものなどは傷みやすいので注意しましょう。
冷蔵保存が基本ですが、ヨーグルトは冷凍保存も可能です。
乳酸菌は0℃を下回ると活動を停止しますが、再び0℃以上に置くと活動を再開してくれます。
1か月は日持ちを延ばすことが期待できます。
ヨーグルトの使い道
期限が過ぎて心配なヨーグルトは、やはり加熱調理をするようにしましょう。
ホットケーキに混ぜて焼くと、ふっくら焼きあがります。
カレーなどの隠し味にしても良いですね。
食べるのは心配だという人は、ヨーグルトパックがおすすめです。
ヨーグルトにはビタミンB群を始めとする、美肌成分がたくさん含まれています。
ヨーグルトにココアやはちみつ、粉末緑茶などを混ぜ込むと、さらなる美容効果が期待できます。
まとめ
賞味期限を過ぎた卵やヨーグルトは、加熱調理に使うようにしましょう。
特に卵はサルモネラ菌などにより、食中毒を引き起こす心配があります。
半熟ではなく、中までしっかりと火を通すようにしてください。
ヨーグルトは栄養価も高いので、食べるだけでなく美容にも効果が期待できますね。
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