防災用として常備しておきたい飲料水ですが、やはりペットボトルに入っているものが便利ですよね。
それらの水やお茶を家に置いてある、という人も多いのではないでしょうか。
しかし、その賞味期限がいつまでなのか把握していますか?
いつの間にか切れていて、いざ飲もうとした時に躊躇うようでは防災用の意味がないですよね。
今日は、ペットボトル飲料の賞味期限や、開封後の日持ちについて解説していきたいと思います。
ペットボトルの保存性
ペットボトルは、プラスチックでできていて密閉性も高いイメージですよね。
しかし、ペットボトルの保存性が万能かといったら、少し違います。
ペットボトルは、わずかに空気を通す性質を持っています。
ほんのわずかですが、それでも長期間置いておくと少量の空気と共に匂いが透過してしまい、中に入っている水に匂いがうつってしまいます。
特に水は無味のため、少し匂いが付いただけでも違和感を覚えてしまうのです。
ペットボトルの水の開封後は?
水の賞味期限は1年以上のものが多いため、つい忘れがち。
基本的に開けなければ水は腐らないのですが、上記のように、少量の空気と共に匂いがついてしまう可能性があるので注意しましょう。
防災用のものも半年~1年に一度は、期限を確かめると安心ですね。
開封後は飲み水としては1日以内に、加熱調理用ならば1週間以内に使いたいところ。
特に、ミネラルウォーターと呼ばれるものは菌が繁殖しやすくなっています。
また、直接口を付けて飲むと口内の雑菌がペットボトル内に入ってしまうため、出来ればコップなどに注いで飲むようにしましょう。
ペットボトルのお茶の開封後は?
お茶の賞味期限は半年~1年程度。
しかし、こちらも開封後は2~3日以内に飲み切りたいところ。
直接口を付けて飲んだ場合には、その日のうちに飲むようにしてください。
お茶で心配なのが、カテキンの酸化です。
茶色味が増して、苦みも強くなってしまいます。
出来るだけ空気に触れないよう、キャップの開け閉めを最低限にしたいですね。
まとめ
ペットボトルは、たとえ未開封でも、少量の空気や匂いを透過してしまう性質を持っています。期限が切れていないか、たまにはチェックしてくださいね。
水もお茶も、開けてしまったら早めに飲み切りたいところ。特に、口を付けて飲んでしまうと雑菌が繁殖しやすくなってしまうので要注意。水は料理にも使えるので、積極的に使用したいですね。
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