こってりラーメンに山盛りもやし、簡単レシピのもやしのナムル、壮絶奪い合い必至の中華風ピリ辛もやし炒め。
旬の季節は一年中で、価格も安い。もやしは、食費節約レシピのお助けアイテムと言えるでしょう。
ただ、もやしは傷みやすいという難点があります。
一度にたくさん買ってもすぐに傷んでしまうのが消費者を悩ませる頭痛の種となっています。
そんなもやしですが、レンジで少し加熱してから保存すると、傷みを遅らせることができ、一般的に知られている賞味期限よりも長く食べることができる、と言われているのをご存じですか?
そこで、もやしをレンジで加熱してから保存した場合の賞味期限について調べてみました。
レンジ使用で保存後の賞味期限や保存方法
もやしは生鮮食品です。
購入して持ち帰ってからも成長を続けています。
もやしの95%以上は水分で、何もしないで放っておけば、すぐに鮮度が劣化してしまいます。
購入後、袋を開封せずにすぐに冷蔵庫に入れて、「5℃~10℃の間で保存しておけば、3日間くらいは大丈夫」とされています。
さて、ここでは、レンジ使用で保存後の賞味期限や保存方法を見てみましょう。
レンジ使用で保存後の賞味期限
レンジで少々加熱するという、ひと手間を加えた後に冷蔵保存したもやしの場合、「1週間以上、シャキシャキした状態のまま、保存することができる」そうです。
食感を損ねることもないので、もやしのシャキシャキした食感を重視する人や、3日間、もやし料理を連続で食べ切れない方にとっては朗報と言えます。
ただ、前述しましたように、もやしはとても繊細な野菜であり、生鮮食品です。
一般的に暗所で生育する野菜であり、日光に当てられることなく出荷されるため、ひとたび雑菌が付着すると、雑菌が膨大に繁殖しやすいと言われています。
2010(平成22)年8月初旬頃、イングランド及びスコットランドで生もやしと関連付けられるサルモネラ感染症が発生したことからも、そのことが裏付けられます。
本来ならば、購入後、当日中に食べきるのがベストです。
レンジ加熱後の冷蔵保存で、もやしが長く保存できるとされていますが、保存後のもやしを調理する前に、ご自分でしっかりと確かめ、少しでも傷んでいるようであれば食べないで捨ててくださいね。
豆系の食中毒は嘔吐や下痢を引き起こします。
あくまでも自己責任でお願いいたします。
レンジ使用での保存方法
- 購入したもやしの袋の上部部分を少し切って、空気が抜けるようにします。
- 電子レンジ(500Wなら15秒、600Wなら10秒)で温めます。
- 粗熱をとってから、容器に入れて冷蔵庫で保存します。
または、
- 購入したもやしを耐熱容器に入れ、ラップをしてから、電子レンジ(500Wなら15秒、600Wなら10秒)で温めます。
- 粗熱をとってから、タッパーに入れ替えて冷蔵庫で保存します。
お店で売られているもやしの袋は耐性が弱く、破れやすいので、耐熱容器に入れてからレンジでチンした方が良い、という意見もあります。
まとめ
美味しく、手軽にかさ増しできるため、ダイエットにも使われるもやし。
関東では、色が白くて太くてシャキシャキした食感のもやしが好まれ、関西では細くて長い、もやし特有の味のある物が好まれるそうですよ。
とても傷みやすい野菜ですが、上手に保存することで、毎日の食卓にもっと活用していきたいですね。
でも、傷み始めたもやしは食べないでくださいね。
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