お昼ご飯はコンビニ弁当という人も多いのではないでしょうか。家やオフィスを出て少し歩けば、何かしらのコンビニがある時代となりました。
お弁当にサンドイッチ、パンにスイーツなど、各社がこだわった商品が並ぶなか、それでもやはり一番はお弁当なのではないでしょうか。最近では種類も豊富で、本格的な味を追求したものが増えましたね。
今日は、そんなお弁当の賞味期限と、レジ横の魅力的なホットスナックに注目して解説していきたいと思います。
チルド弁当ってなに?
近年のコンビニ弁当の主流はチルド弁当となりました。
チルド弁当とは、チルド状態(5℃前後の温度)で販売されているお弁当のこと。コンビニで見かけるお弁当のほとんどは冷蔵庫に入っていると思います。
コンビニ弁当歴の長い人なら、以前は常温で売られていたというのを覚えているのではないでしょうか。
少し前までは、20℃前後で管理されているお弁当が主流でしたが、廃棄量の問題などから、チルド弁当が開発されました。
チルド弁当は2002年にスリーエフが導入。
冷蔵保存にすることで、消費期限を約3倍にまで延ばすことに成功したほか、冷蔵でもご飯がパサパサにならないようにするなど、美味しく食べられるようにと改良を重ねて作られました。
コンビニ弁当の消費期限は?
以前の常温保存のお弁当だと、消費期限は8時間程度。
朝に製造されたものを昼前に店に並べ、夕方には期限が切れてしまうので廃棄する、という流れになっていて、1日3回の商品交換が必要でした。
それに対し、チルド弁当の消費期限は20時間前後。
1日1回の交換で済むようになり、問題となっていた廃棄量の削減にも成功しました。
これらの消費期限は、少し過ぎたからと言って、すぐに悪くなるというものではありません。
自宅に持ち帰って10℃以下の冷蔵保存をすれば、2~3日は日持ちすると言われています。
ただし食材によっては傷みやすいものもあるので、食べる前によく確認するようにしてください。
ホットスナックの消費期限は?
レジ横のケースに並んでいるポテトや唐揚げ、チキンなど。冬場なら中華まんやおでんも美味しいですよね。
あれらも売れ残った場合、期限が過ぎる前に各店舗で廃棄を行っています。
期限については、各社が商品ごとに定めていて、各店舗でも厳しく管理されているため、私たちが期限切れの商品を買うことがないような仕組みになっています。
気になる期限ですが、揚げ物などのスナック系なら数時間、中華まんは6~8時間、おでんはネタごとに違いますが4~16時間程度となっています。
そのため、買ったら出来るだけ早く、遅くともその日のうちには食べてしまうようにしましょう。
まとめ
コンビニでは商品ごとに廃棄までの期限が定められ、厳しく管理されているため、私たちが間違って期限切れの商品を買うことがないようになっています。
ただし、チルド弁当の導入などで廃棄量が少なくなったとはいえ、まだまだ「もったいない」と思えるシーンはたくさんあります。
コンビニ商品は廃棄までのサイクルが短いため、すぐに食べるものなら期限の短いものをあえて選ぶなど、消費者側も協力する姿勢が大切なのではないでしょうか。
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