みなさんはワインを選ぶときに、どんなワインなのかラベルを見ることはよくあると思いますが、賞味期限が記載されていないことに気づきましたか?
これはどうしてなのでしょうか。
書いてあるのはワインの原材料となるブドウの収穫年だけなんです。
ワインに賞味期限が存在しないのはなぜ?
ワインの魅力のひとつが、銘柄や種類によりさまざまな味や香りが存在することですよね。
特にヴィンテージワインなどの高級なものですと、同じ銘柄でも熟成させた機関で味が変化します。
このように、品質が劣化するのではなく、熟成させることにより風味が変化することから、飲み頃を判断するのは難しいため賞味期限というものがついていません。
開封後のワインはどうする?
開封したはいいけれど、ボトル1本飲み切れないということもありますよね。
ワインは腐ることがありません。
しかし、開封後は保存状態により味の質は落ちていきます。
手頃なワインは飲み頃のタイミングで販売されていますので、やはり早めに飲み切ることがおすすめです。
空気に触れることにより酸化してしまうからです。
酸化防止機能がついた栓も販売されていますが、味の変化が早い赤ワインですと1週間程度、白ワインは辛口よりも甘口の方が変化は少なく、2週間程度もつと言われています。
補足としてスパークリングワインは炭酸が入っており、熟成を目的として作られていませんので、すぐに飲み切ることがおすすめです。
もし極端に味が落ちて酸っぱい味がしても、飲み頃を過ぎて酸化が進んだだけであり、腐っているのではありません。
そのため料理などに使用するのは問題ないのです。
煮込み料理と赤ワインは相性が抜群ですし、白ワインも果物のコンポートなどに活用できますので、棄ててしまうのは勿体ないです!
まとめ
開封前のワインには賞味期限がありませんが、開封後には劣化が進むということがわかりましたね。
料理に使用してごちそうを作れば、ワインを無駄にすることもなく使いきれますので、新しい1本を早速購入してみてはいかがでしょうか。
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