さつまいもが有ったらどんな料理をしますか?

さつまいもには『焼く・蒸す・煮る』と色々な調理方法があり、たくさんのメニューを作れますよね。

定番のさつまいもの甘煮やスイートポテト、さつまいもの蒸しパンなどお手軽に食べられる一品として良く作られます。

ご飯のオカズにデザートにと万能なさつまいもは生での保存も日持ちがするので大量に買っておいても余しません。

ですが何故、甘煮などにしても防腐剤なしで日持ちがするのでしょうか?

どんな理由があるのか調べてみました。

賞味期限 さつまいも 甘煮

日持ちする理由

現在は、冷蔵の技術も飛躍的に上がり長期保存も可能になってきましたが、昔は冷蔵庫など無く保存する事が難しかった時はどの様に食材を長持ちさせていたのでしょうか?

何十年も前や冷蔵の技術が無かった時は塩や砂糖を代用し日持ちさせる事を可能にしていました。

塩や砂糖が何故、日持ちさせる事が出来るのでしょうか?

食材が傷んでくる原因は水分を含む食材に細菌や微生物がつき増殖する事でカビが生えたり腐ったりします。

その細菌や微生物が増殖しない様に水分を抜く作業をしてくれるのが塩や砂糖なんです。

塩や砂糖が使われる理由はどちらも水分を浸透させる作用がある為、食材の水分や細菌などが塩・砂糖へ移っていきます。

水分が減ると細菌や微生物が食材から離れていき食材には住みにくくなるので劣化していくのが遅くなり賞味期限が延びるのです。

この様な結果、保存が効くようになり日持ちするのです。

砂糖のみ塩のみで漬けた物は味に違いはありますが、細菌などの増殖を防ぐ効果には変わりはありませんので昔から使われてる技の1つです。

最近では減塩食品や低糖食品が出回っていますが、その分だけ期限が短くなっています。

さつまいもの甘煮が日持ちするのは砂糖を使っているから菌の増殖を抑えられているので賞味期限が延びます。

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さつまいもの甘煮の作り方

30分程度で出来て費用も安い、さつまいもの甘煮の作り方を紹介します。

いつもの食卓の一品としてどうですか?

  • 薩摩芋   二本
  • 砂糖       大3
  • 味醂       大2
  • 醤油       小2

さつまいもは蜜が出ている物がより甘いので蜜が出ている物を使うと美味しく仕上がります。

まずは、さつまいもを乱切りします。

食べやすいサイズにすると良いでしょう。

カットした芋を15分くらい水にさらしておきアク抜きします。

アク抜きしたさつまいもをフライパンへ移し新しい水を入れますが水は、さつまいもの8割程度を浸す程度で蓋をし強火で煮込みます。

沸騰してきたら砂糖と味醂を入れて蓋を少し開けたまま5分くらい煮込んで醤油を足します。

竹串や箸などで刺してみて柔らかくなったと感じたら蓋を取り煮汁がなくなるまで飛ばします。

完全に飛ばしてしまうと焦げたりするので煮汁が少量になったら皿へ移して終わりです。

日持ちはしますが5日程度で食べきる様にしましょう。

まとめ

食材の水分を抜く為に塩や砂糖は昔から使われていました。

調理した食材の賞味期限が延びる理由は食材から水分を出来るだけ抜き菌の増殖を防ぐ事が大事な事です。

塩や砂糖の他には醤油なども塩分が強いので良く使われるのも納得がいきますよね。

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