栄養もたっぷり、便秘改善にも効果があって美容に良い万能の秋の味覚といえば山芋です。
山芋といえばとろろそばやごはんというイメージがありますが、漬物にしてもおいしい食材です。
ご飯のお供にぴったりの「山芋の醤油漬け」についてお話していきます。
目次
山芋の醤油漬けについて、漬物にする事で起きる効果と賞味期限
山芋はすってダシ汁と合わせたり、しょうゆをたらしてご飯にかき混ぜて食べるだけでもおいしい食材ですが、ひと手間加えるとまた一段とおいしく食べる事ができます。
その一つが醤油漬けです。
山芋の醤油漬けは家庭にもある調味料だけで簡単に作る事ができるのでお酒のおつまみや一品料理として、とても手軽な漬物方法です。
山芋は醤油漬けが簡単にできるレシピである事の他に、醤油漬けにする事でのメリットが二つあります。
山芋を醤油漬けにする事で変色が防げる
一つは醤油漬けにする事で色の変色を防げる事です。
白い肌が特徴の山芋ですが空気に触れるとすぐに白い部分が酸化してしまい、茶色や黄色に変色してしまいます。
これは山芋が持つポリフェノールが原因でリンゴと同じ特徴を持っています。
食べる分にはなんら問題はなく、味も変わらないのですが見た目が悪くなってしまうので神経質な人は気になってしまいます。
ですが、醤油漬けの材料である酢を使う事によって酸化を防ぐ事ができ、変色を抑える事ができます。
醤油漬けや酢を使用した漬物にする事でかゆみが抑えられる
山芋をすりおろした際に多くの方が悩まされるのが手のかゆみです。
原因は山芋のシュウ酸カルシウムという成分です。
これは目には見えませんがとても細かいトゲのような形をしています。
これが山芋をすりおろした時に人の肌に突き刺さるため、肌のかゆみを引き起こしてしまいます。
洗ってもトゲが肌に刺さっているため、そう簡単にかゆみを除く事ができません。
そんな時に役立つのが酢です。
酢はかゆみの原因であるシュウ酸カルシウムを溶かしてくれるので、漬物にした山芋ならば触る際にかゆみを防止できます。
醤油漬けだけではなく、浅漬けなど酢を使った漬物方法ならかゆみを防止できるので、かゆみが気になる方にはオススメのレシピと言えます。
山芋を漬物にした場合の賞味期限
山芋を漬物にした場合、色の変色を防ぐ事はできますが生で食べる事が特徴である山芋の賞味期限はやはり短いと言えます。
醤油漬けも冷倉庫で保管をすれば2~3日は持ちますがそれ以上はカビが生えたり、腐ったりする可能性もあるので、あまりに日が経ってしまった漬物を食べる際は臭いをチェックするようにしましょう。
まとめ
醤油漬けなどの漬物にする事で山芋の変色を防ぐ事はできますが賞味期限はそれほど伸ばす事ができません。
山芋は芋の中でも生で食べられる唯一の物です。
生は新鮮さが売りなので保存があまり効かないのは残念ですが、新鮮なうちにおいしく食べられるように大量に作り置きはしないようにしたいですね。
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