生姜焼きは、難しそうに見えて、意外と簡単にできるスピードメニューです。
では、皆さんは生姜焼きのタレは、どうしていますか。
一番簡単なタレは市販品を使うことです。
これならば、時間がない時でもパッパと作れます。
タレは自家製という人もいるかも知れません。
作り置きして保存していれば、これもまたパッパと作れますね。
そういえば、生姜焼きのタレの賞味期限について考えたことはありますか。
少し調べてみたいと思います。
市販の生姜焼きのタレ
一般的な市販のタレの一例は次の通りです。
A社の例
- 原材料名
しょう油・砂糖・おろし生姜・食塩・発酵調味料・レモン汁・唐辛子・ジンジャーパウダー・増粘剤(加工デンプン粉・キサンタンガム)・香料(一部に小麦を含む)
※発酵調味料：発酵させて作ったみりん風調味料でアルコールを含みます。
(米麹、米麹醸造用アルコール、食塩を主成分とした清酒タイプの調味料など)
- 賞味期限
開栓前常温12ヶ月
※開栓後の賞味期限
このメーカーは保存料を使っていません。
それを前提に、あくまでも商品ラベルに従った保存方法に限りますが、必ず冷蔵保存で、2週間ほどが目安ということです。
ただし、｢早めの使い切りをお願いします｣とありましたので、｢2週間は、大丈夫だ｣などと考えずにメーカーの説明通りにした方が良いと考えます。
B社の例
- 原材料名
しょう油(大豆、小麦を含む)、果糖ぶどう糖液糖、玉ねぎ、生姜、砂糖、りんご果汁、みりん、醸造酢、にんにく、酵母エキス、生姜エキス、りんご果肉、生姜パウダー、シトラスファイバー(オレンジを含む)、唐辛子、アルコール、増粘多糖類(化学調味料無添加)
- 賞味期限
開栓前常温12ヶ月
※開栓後の賞味期限
保存は冷蔵庫で1週間から10日ですが、期限を待たずにできるだけ早く使い切りましょう。
家庭での冷蔵庫の開け閉めや庫内の温度など、個人(家庭)差がありますので、自己管理でお願いします。
C社の例
- 原材料名
本醸造醤油、清酒、みりん、醸造酢、はちみつ、砂糖、りんご、玉ねぎ、土生姜、にんにく、酒精、増粘剤(キサンタンガム)、ビタミンＣ、調味料(アミノ酸棟 )原材料の一部に(大豆、小麦を含む)
- 賞味期限
製造日より6ヶ月(冷暗所)
※開栓後の賞味期限
開栓後は、冷蔵庫での保存で、1週間から10日ですが、期限を待たずに、なるべく早く使い切りましょう。
自家製のタレ
自家製の生姜焼きのタレの一例です。
- 材料
生姜、みりん、砂糖、酒
- 賞味期限
冷蔵庫で3~4日、冷凍で2～3週間
賞味(保存)期限が過ぎたら、勿体ないと思っても処分しましょう。
※しょう油と砂糖だけを使ったタレは、比較的長持ちするといわれています。
出汁や水分を入れると、質の低下につながります。
まとめ
市販の生姜焼きには、化学調味料などを使用していないのに、自家製のタレと日持ちが違います。
その違いは、製造過程の環境にある様です。
衛生管理の整った工場内で作られたタレでさえ、賞味期限を1週間から2週間と説明しています。
購入後では、家庭用の冷蔵庫内の環境にもよるので、期限を待たずに使い切って欲しいとも説明しています。
私達は、メーカーの説明する様に、使い切るか、残ったものは、惜しまず処分しましょう。
また、自家製のタレでは、砂糖としょう油だけで作ったタレは比較的長持ちする様です。
長持ちするといっても、作る環境にもよります。
冷凍保存をする場合、さらに長持ちする様ですが、冷凍保存をしないない場合は、当日中の使い切り使用か、保存するなら冷蔵庫で2～3日を限度に使い切りましょう。
期限が切れた場合は、決して勿体ないとは思わず、処分しましょう。
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