「焼き肉のたれ」、「和え物のたれ」、「照り焼きのたれ」など、今や色々な料理に合ったたれが販売され、材料さえ揃えば手間なくできあがり、忙しい主婦(主夫)には嬉しい世の中になりました。
ですが、中には体に良くない添加物などが気になって、「自分で作ろう」と思い立つ主婦(主夫)もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は、自家製のたれの賞味期限と手作りのたれの作り方について調べてみたいと思います。
目次
手作りのたれのメリットとデメリット
メリット
- 材料(中身)が分かるので、安心できます。
- 短時間で料理ができます。
- 市販のたれより安くできます。
デメリット
- 日持ちがしません。
- 保存に気を使います。
手作りのたれの作り方
照り焼きのたれ
[材料の割合]
- 醤油:2
- みりん:2
- 酒:2
- 砂糖:1
※しょう油:みりん:酒:砂糖=2:2:2:1
[作り方]
- 材料を混ぜる。
- 鍋に移して煮る。
- 全体の7割ぐらいになるまで弱火で煮詰める。
うなぎのたれ
[材料]
- 濃い口しょう油:90ml
- みりん:75ml
- 酒:25ml
- 砂糖:50g
※うなぎの素焼き骨があれば、なお可
[作り方]
- みりんと酒を鍋で煮て、アルコールを飛ばす。
- そこに、濃い口しょう油、砂糖と素焼き骨を入れる。
- 沸騰したら、たれを半分ぐらいまで煮詰める。
- こし布などでこして冷ます。
万能煮物たれ
[材料]
- しょう油:1
- みりん:1
- 水:3
- さきイカ:少々
- かつお節:小袋1つ分
[作り方]
- 鍋にさきイカとかつお節以外の材料を入れる。
- 中火で沸騰させる。
- 1分ほど煮たら、火から下ろす。
- 最後にさきイカとかつお節を入れる。
- 2日間、冷蔵庫で寝かせる。
自家製のたれの賞味期限の一例
調べてみると、たれによっても多少の違いがありましたが、どのたれも、瓶やペットボトル、または密閉容器に入れるのは基本の様です。
一例を挙げておきます。
照り焼きのたれ
冷蔵庫の奥の方に保管して、2~3週間ほどで使い切りましょう。
うなぎのたれ
冷蔵庫に保管して、1~2週間以内に使い切りましょう。
※だし汁が入ったたれは、2~3日で使い切りましょう。
煮物、すき焼きなどのたれ
「かえし醤油」にすれば、冷暗所で1年は可能です。
※①清潔な瓶、②清潔なスプーンを使用することです。
「かえし醤油」とは、しょう油とみりんだけ使って、煮詰めて作るたれのことを「かえし醤油」といいます。
万能たれですが、常に「清潔」に心がけなければいけない様です。
使う時は、料理に合わせて薄めます。(希釈します。)
始めに劣化するのは水(水分)です。
また、太陽の直射や酸化することでも、始めの味が変わります。
使う分だけ作るのが、美味しく食べられるコツです。
賞味期限は、「美味しく食べられる期間」を意味しています。
自家製のたれを冷凍する
どんなたれでも冷凍保存をすれば、2週間から数ヶ月の保存が可能だそうです。
また、焼き肉のたれなら6ヶ月ほどの保存が可能だそうです。
まとめ
調べてみて分かったことは、意外とたれを手作りする人が多かったことです。
また、たれの作り方も簡単で、保管にさえ気を付ければ、難しいことは何もないことでした。
たれの賞味期限は、冷蔵庫での保存では短いですが、冷凍をしてしまえば長く保存できます。
そのためには、できるだけ清潔な環境が必要です。
手を洗いマスクをして、しっかりと密閉することです。
それでも、やっぱり素人の仕事(やり方)です。
決して「大丈夫」と思わず、早めに使い切りましょう。
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