使い勝手が良いため、大概の家庭にある卵、納豆、豆腐。どれか一つは冷蔵庫に入っているのではないでしょうか。ところで、その冷蔵庫の中にある卵や納豆の賞味期限は大丈夫ですか?豆腐は消費期限と賞味期限、両方の表示がありますが、どちらで表示されていますか?

今日は、その3種類の食材の期限が切れても食べられるのかどうか、解説していきたいと思います。

賞味期限 消費期限 卵 納豆 豆腐 大丈夫

卵を生で食べられる期間は?

卵の賞味期限とは「生で安全に食べられる期間」のこと。

10度以下で保存すると57日は持つと言われています。ただし、一般で売られているパックに入ったものは2週間前後。出荷してから私たちの家庭に来るまでの間で、10度よりも高い温度のところを通ることもあるため、余裕をもって設定されているのです。そのため、冬場でしたら多少過ぎていても食べることは可能と思われます。

夏場の場合は、サルモネラ菌による食中毒などが心配されるため、生で食べる場合は、賞味期限内に食べるようにしましょう。

卵の殻は意外と丈夫で、賞味期限が2年過ぎたものでも、きちんと形を保っていたという報告も。しかし、中身は乾燥して、縮んでしまっていることが多いみたいですね。期限を過ぎた卵は生で食べず、ゆで卵にしたり料理にプラスして使うようにしましょう。

納豆は冷蔵保存で2か月は大丈夫?

納豆の賞味期限は7~10日のものが多くなっています。納豆は発酵食品。期限を過ぎた後も発酵を続け、それに伴って風味も変化します。

納豆の賞味期限の意味は「本来の風味で食べられる期間」。期限を過ぎると、アンモニア臭のようなツンとした臭いがして、味も苦みが強くなってしまいます。また体に無害ではありますが、アミノ酸が結晶化して、食感がシャリシャリとしたものになってしまいます。

納豆は冷蔵保存で2か月ほどは大丈夫だと言われていますが、味がおかしいと思ったら、無理に食べずに廃棄しましょう。常温では3週間ほどでカビが生えてくることもあるので、基本は冷蔵庫に入れておくこと。期限が過ぎたものは乾燥してカリカリになることもありますが、味噌汁に入れてふやかして食べると美味しいそうですよ。

スポンサードリンク


豆腐は期限が切れたら気を付けて

豆腐はその商品によって、消費期限表示のものと、賞味期限表示のものがあります。消費期限で書かれているものに関しては、必ず期限内に食べきるようにしましょう

賞味期限の場合、4~6日に設定されているものが多いですが、未開封の場合、そこからさらに1~3日くらいだったら食べても大丈夫という意見が多いようです。開封してしまった場合は、期限に関わらず、翌日くらいまでには食べてしまいたいところ。

1回で使い切れない場合には、新鮮な水に浸して冷蔵庫で保存します。水は出来るだけこまめに取り変えるようにしましょう。豆腐は雑菌が繁殖しやすい食材。取り扱いには細心の注意を払いたいところです。

まとめ

基本的には、「美味しく食べられる期限」である賞味期限内に食べてしまうに越したことはありません。ただ、毎日の献立によっては、使い切れなかったり食べ切れなかったりするのも現実。期限が過ぎてしまったものは、生で食べずに、火を通して食べると安心かと思います。卵も豆腐も、様々な料理に応用できるので、どんどん使っていきたいですね。

check野菜についた農薬がサッと落ちる・・・〇〇を使った鮮度をサポートする方法が話題に!?
 
スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事

スポンサードリンク