パン屋さんで買ってきたパンは、焼きたての美味しいうちに食べたいですよね。どのくらいまでなら美味しく食べられるのでしょうか。今日はパン屋さんのパンのほか、食パンの冷凍・冷蔵保存のメリットや、カビが生えてしまうメカニズムについても解説していきたいと思います。

パン屋さんのパンの賞味期限は?

パン屋さんで買ったパンを美味しく食べたいなら、買ったその日のうちに食べるのがベスト。お店によっては賞味期限を3日ほどに設定しているところもありますが、2日以内には食べたほうが良いでしょう。

パンの種類によっても多少の違いはあります。

基本的に水分を多く含んでいるもののほうが日持ちしないため、総菜パンや生クリーム、カスタードの入っているものは、その日のうちに食べましょう。カレーパンやドーナツなどの揚げてあるものも、油の酸化により味が落ちてしまうため、できるだけ早く食べたほうが無難です。

フランスパンや、チョコレートを使ったものなどは翌日まで持ちます。

賞味期限 消費期限 パン 一日 2日 4日 10日

パンは冷蔵保存より冷凍保存!

一般的にスーパーなどで売られている食パンの消費期限は4~5日。

しかし、一人暮らしの方や、まとめて買ってしまったという方は、意外と食べきれないことが多いのではないでしょうか。期限の過ぎたパンはパサパサになって、せっかくの小麦の風味が落ちてしまいますよね。

また、カビも心配です。パンに表示されている消費期限は安全に食べられる期限のため、過ぎた後にカビが発生したとしても文句は言えません。カビの発生を防ぐためには、冷蔵保存が適しています。期限も1週間前後、最大10日ほどは延ばすことができます。しかし、冷蔵庫の温度はパンの風味を落としてしまい、乾燥も助長してしまうため、あまりオススメできません。

オススメは冷凍保存

乾燥を防ぐため、ラップで1枚ずつ空気に触れないように包み、ジップロックなどに入れて冷凍庫へ仕舞います。実は食パンの袋にも、保存方法として冷凍保存という表示がしてあるものも多いのです。

冷凍すると風味が落ちにくく、解凍せずにそのままトーストすれば、カリッとした仕上がりに焼くことができます。

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期限が切れてもカビが生えてこない!どうして?

パンは消費期限のため、期限が過ぎたものに関しての安全は確保されていません。もちろん、保存状況によっては、いつカビが生えてもおかしくない状態。

でも、期限が切れたからと言って、すぐにカビが生えてくるものでもないですよね。そもそもパンにカビが生える原因は何なのでしょうか。

食パンは、製造の「焼く」過程において、中心までしっかりと火を通すことで一度、カビの胞子を死滅させているのです。つまり、カビが生えるのはその後、スライスしたり、袋を開けたりするタイミングで、カビの胞子がパンに付着することによるもの。パンに付着した胞子がコロニーと言って、目に見える大きさにまで増殖することで「カビ」となるのです。

食パンの消費期限は、各食パンメーカーで、室温30度での保存試験を行い、その結果から余裕をもって定めています。そのため、期限が少し過ぎたくらいでは、まだ余裕のある範囲のため、カビが生えてこないことが多いのです。カビが発生しやすいのは、高温と多湿の環境。そのため、夏や梅雨の時期は要注意ですね。

まとめ

パン屋さんのパンは、添加物などが少ないので、あまり日持ちがしません。せっかくの専門店のパンですから、美味しいうちに食べてしまいたいですね。パンにカビが生えるかどうかは、保存状況に大きく左右されます。すぐに食べないようなら、できるだけ早く冷凍保存すれば、風味の劣化も最小限で抑えることができるのでお試しください。

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